昆虫エクスプローラ
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from ぴぷさん はじめまして。大阪のぴぷと申します。 キアゲハの幼虫について調べていて、こちらに辿り着きました。 10月20日に頂いたパセリに1匹の芋虫が紛れ込んでいたのですが色々調べてキアゲハの幼虫だと分かりました。 あと数日もすれば蛹になる5齢幼虫のようだったので、捨てるのも躊躇われ、ただ虫も幼虫も苦手なので室内には入れず、そのままパセリと一緒にベランダの窓際に置いて様子を見ることにしました。 それから何日経っても蛹になる気配もなく、旺盛な食欲を見せて伸び上がるようにしてパリパリ食べていたのが、11月に入って気温が下がるにつれて、徐々に元気がなくなってきていました。 先週15日に可哀想に蜘蛛に襲われてしまい、蝶はおろか蛹にもなれないまま命を終えてしまいましたが、もしも蜘蛛に襲われずにいたら、あの子はちゃんと蛹になれたのでしょうか。 今の時期、蛹で越冬するそうですが、11月半ばになっても幼虫のままで、それも5齢幼虫が蛹にならず4週間近くも生きるというのはよくあることなのでしょうか。 もし来年もまたパセリにキアゲハの幼虫がくっついてくることがあれば今度こそ、ちゃんと蛹になれるようにしてあげたくて、何がダメだったか何をどうすべきだったか等、教えて頂ければとメールを差し上げました。 どうぞよろしくお願い致します。 園長:キアゲハの幼虫、かわいそうでしたね。 普通は、孵化してから蛹になるまでで一カ月弱ですから、5齢の状態で一か月、というのはやっぱり長すぎますね。クモに襲われなかったとしても、うまく蛹にはなれなかったような気がします。 確かな原因はわかりませんが、もしかしたら、夜の気温の低さが影響していたのかも。 越冬蛹にするためには、自然の日照時間や気温が感じられる場所で育てるのが大事なのですが、今回のように季節が遅い場合は、極端な低温を避けるために、夜の間だけでも室内の暗い場所に移してあげたほうがよかったかもしれません。
by aakawabe
| 2010-12-02 17:28
| チョウ・ガ
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Comments(1)
Commented
by
ぴぷ
at 2010-12-05 16:02
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園長さま、こちらで取り上げて頂けることを諦めかけておりましたので
今回こうして色々と教えて頂けて、本当に嬉しいです。 何分、虫も幼虫も苦手ですので、おっかなびっくり恐る恐る様子を見たり パセリや三つ葉の水を換えたりするぐらいしかお世話してあげられなくて。 蜘蛛に襲われた時も巣に連れ込まれる寸前で救出したものの手遅れで 最後に口や胸のところの足をしきりに動かせて苦しそうにしている様子が 忘れられず、蛹にもしてやれず可哀想なことをしたとずっと気になっていました。 蛹になれなかったのは、気温が低すぎたせいかも知れないんですね。 室内からも日に何度か窓越しに様子を見てましたが、昼間はベランダ側に いるのに、朝や夜に覗いてみると必ず窓側に移動してきていましたので、 それだけ夜が寒かったんでしょうね。 あの旺盛な食欲と見事な食いっぷり、本当に可愛いですよね。 もし来年のそれもまた秋にやってくることがあれば、観察ケースを買ってきて 夜は室内に入れてあげようと思います。 ありがとうございました。
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