昆虫エクスプローラ
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from 園長 『野山の鳴く虫図鑑』 ( 瀬長 剛/著 偕成社 本体5,000円 ) 内容:★★★★★ コストパフォーマンス:★★★☆☆ ひさびさ(なんと、4年ぶり!!)のブックレビューです。 昨年の10月に出版されたこの本。素晴らしい内容なのに、大きな書店でもあまり見かけることがなく、気づいていない方が多いのではないかと思い、ご紹介することにしました。 昨秋、私が見つけたのは、東京日本橋の丸善書店。 「自然科学>昆虫」のコーナーではなく、「児童書>図鑑」のコ-ナーに(新刊なのに)その他大勢のロングセラーにまぎれて、一冊だけ書棚に並べてありました。 この図鑑の主役は、国内に生息するキリギリス、コオロギなどの直翅目の仲間です。 写真はありません。色鉛筆による細密画を中心に構成されています。この絵が、おもむきタップリ。いかにも日本的な落ち着いた美しさです。 全体は、分類別ではなく、季節と環境を軸にした7つの章からなっています。 第1章 春から初夏の草原 ‥ 第3章 夏から秋の家のまわり ‥ 第5章 冬越し ‥ といった感じです。 それぞれの章の冒頭には、何点かの見開きの風景画があって、よ~~くみると、その中にたくさんの虫たちが潜み、音を奏でています。 風景画のあとには、個別の昆虫を紹介する図鑑ページが続きます。もちろん、すべて色鉛筆画。一般の図鑑の標本写真ではわかりにくい種類ごとの特徴が無理なく伝わってくるのが不思議です。それぞれ4~5行に要約された解説文は、フィールドでじっくり観察を続けている人にしか書けない内容です。 直翅目のうちの「鳴く虫」だけで、ざっと120種ほどが登場しており、大人向けの図鑑にも勝る種類数です。ナツノツヅレサセコオロギとか、コガタコオロギとか、ヒロバネカンタンとか、えっ、そんなのいたっけ!?といいたくなるようなキャラクターが次から次へと登場します。 下記リンクのアマゾンのページでは、表紙のほかに、風景画と種類別のページが掲載されています。ちょっと値が張るけれど、虫探検が好きな方なら、持っていて損はない一冊です。 → 『野山の鳴く虫図鑑』
by aakawabe
| 2011-02-03 22:15
| ブックレビュー
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Comments(6)
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zen
at 2011-02-04 09:15
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水槽からのイトトンボでお世話になりましたzenです
野山の鳴く虫図鑑 早速注文しました。届くのが今から楽しみです! これからも良い本があったら紹介して下さると嬉しいです。
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あ~る
at 2011-02-07 13:34
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まずは見てみようと近くの図書館の検索サイトで調べたら蔵書にあるようです。明日図書館に行く用事があるので早速見てみます。
今から楽しみです。
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あ~る
at 2011-02-08 21:41
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図書館行きましたー。
見ましたー! すごいキレイで場所別季節別に丁寧に書き込まれていて「この人よっぽど昆虫が好きなんだなぁ」と思える可愛さですねー。 欲しー。 でも大きいんですねー。 アルバムサイズ。 あの大きさは確かにあの絵には必要だけど。じゃないと小さな虫は見えないし。 ひとまず図書館ですから借りようと思ったのですが、重さにメゲました。
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園長
at 2011-02-09 17:29
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あ~るさん、サイズのこと、書きもらしてましたね‥。
購入されたzenさん、もしも、想定外の大きさでビックリされていたらすみません。
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目黒のゆの字
at 2011-02-12 13:06
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園長さん。お久しぶりです。
さっそくこの本買いました!買ってよかったです! 紹介ありがとうございました。 高価なことや大きいことで手を出しにくい方は、 図書館にリクエストして購入してもらって 見るのもよいのではと思います。 鳴く虫のくらす環境の絵など、虫ばかりでなく、植物や石にも作者の愛と情熱のまなざしが伝わってきます。 作者のプロフィールを見ると、観音崎自然博物館に縁の深い方のようですね。この博物館は、スタッフの方の熱意を感じられるところです。 館内はちょっとさびしい気もしますが(きっと予算不足かな?)周囲の自然も含めての博物館だと思いますので、 私はおすすめしたい好きなところです。 どうも、長文失礼しました。
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zen
at 2011-02-12 13:22
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どうも zen です
本日届きました。 確かにサイズは大きいです でも このくらいのサイズがないと絵が小さくなり過ぎてしまいますね ホント,これ以下のサイズだとこの本のおもしろさもスポイルされてしまう感じです。 優しいタッチ,色使いも丁寧で良いです。 5000円 ですが,お薦めしたい一冊です。 子供さんと一緒に探すのも楽しそうです。一家に一冊? 図らずも宣伝してしまう位ですよー
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