昆虫エクスプローラ
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from 大橋 毅さん わからない昆虫が見つかると、いつもこのサイトを一番初めに見ております。 初めて質問させていただきます。 (1) 1-2週間前から、ウラギンシジミとナミヒカゲがシラカシの若いドングリによくたかっていました。(9月中旬から下旬、川崎市高津区) 添付したナミヒカゲを拡大してみるとドングリの殻斗に筋状の傷がありそこにストローを突っ込んで何やら吸っているように見えます。ウラギンシジミについては確認できませんでしたが多分同じことをやっていると思われます。 また、なぜかわかりませんが、たかりに来ているのはこの2種類だけです。 このような行動について、同じような事例があるのか、どんなことなのか、お教えください。 (2) コミスジがクモの巣にかかった虫にきて体液を吸っているように見えました。 これはごく普通のことなのでしょうか。(写真を添付しました。場所時期は上に同じです。) 園長:1枚目のナミヒカゲ同様、2枚目のウラギンシジミも、確かにドングリで吸汁しているようですね。このようなシーン、私はあまり見かけた記憶がないのですが、ドングリには栄養分が詰まっているので、蝶たちが目をつけるのもわかるような気がします。 無傷のドングリには、手も足も口吻も出ないでしょうが、自然にできた傷のほか、ゾウムシなどが開けた穴を利用しているのでしょうね。 なんだか、人間がココナッツにストローを刺しこんで飲んでいるところを思い出してしまいますね。 3枚目は、コミスジがクモの巣にひっかかっているのかと思いましたが、違うのですね。 タテハチョウの仲間は「吸汁欲」が強いのか、汗をねらって人の身体にとまったりすることも多いので、考えられないシーンではありませんが、しかし、こんなアクロバットなポーズで吸汁しているのは珍しいと思います。
by aakawabe
| 2011-10-02 18:55
| チョウ・ガ
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