昆虫エクスプローラ
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from いちばんさん 園長さん いちばんです。 秋が深くなって命を終える昆虫たちも増えると思いますが、あちこちに落ちているセミの死骸を見る以外に昆虫たちの亡骸を目にすることは殆どありません。 今回ヒメクダマキモドキ(だと思いますが)の終焉に立ち会うことが出来ましたのでお知らせします。 9月28日、木の幹に腹部を折り曲げて産卵しているような姿勢でとまっていました。 木の幹には産卵できないだろうと不思議に思って2時間ほど後にまた行ってみました。 良く視ると、両前足の関節が茶褐色に変色していて、体に触っても逃げることもせず、摘み上げてもじっとしているので、これは臨終を迎えているのだろうと思い、そのまま幹に戻しておきました。 翌29日には、既に地面に落ちて息絶えていました。しかし、体色は全く変化が無く、生きているかのように鮮やかな緑色でした。穏やかな臨終のように見えました。 アリたちにたかられないように、そばの地面に穴を掘り埋めてやりました。 普段は一生懸命生きている姿しか目にすることが無いのですが、この様な臨終に立ち会うと、人の一生も昆虫の一生も全く同じなのだと思いました。 園長:なんか、いいお話ですね‥。 このように、1頭の虫の死にじっくり立ち合う機会はあまりないので、ヒメクダマキモドキを土に返されたいちばんさんのお気持ちに共感しました。 ほとんどが、誕生から1年以内で生涯を終える虫たちですが、おっしゃるように、短くても、そこに展開されるドラマは、わたしたちの一生と同じですよね。 私も、シーズンの真っ最中には、昆虫たちに大迷惑をかけながら写真を撮っていますが、毎年、冬になって写真の整理をする時などには、「写っているこの虫たちのほとんどは、もう死んでしまっている」ということが妙に心に迫ったりします。 野山で、昆虫たちにつきあってもらう時には、なるべく、彼らの「生」へのリスペクトを忘れないでおきたいものですね。
by aakawabe
| 2013-10-04 20:45
| バッタ・カマキリ
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