昆虫エクスプローラ
このブログの親サイト むし探検広場TOP ◆◆ 投稿受付 ◆◆ ご投稿はこちらから ご質問などもこちら経由でお願いします(コメント欄でご質問いただいてもお返事できませんのでご了承ください) 2004年11月17日 以前の記事 ブログになる前の記事 管理者のプロフィール カテゴリ
甲虫 チョウ・ガ ハチ・アリ ハエ・アブ カメムシ・セミ バッタ・カマキリ トンボ クモ・ダニ その他&混合 ハチ・ハエ(旧区分) ラオスから fromひで吉さん Flashback 2006 Flashback 2005 ブックレビュー お知らせ PR 最新のコメント
記事ランキング
最新の記事
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... フォロー中のブログ
ブログジャンル
画像一覧
|
from 園長 『昆虫探検図鑑1600』は、本屋さんの店頭で、いったいどんな並べ方をしてもらっているのか…。 とても気になっていたので、昨日、大阪の繁華街にある主だった本屋さんを巡ってきました。 まずは、天王寺・阿倍野地区。日本一の高層ビル、あべのハルカスも完成し、すこぶる元気のいい商業地域です。 最初に向かったのは、JR天王寺駅の上にあるMIOの旭屋書店。 自然科学書コーナーがちっちゃくて心配しましたが、あーー、あったあった、何とか1冊だけ並んでいました。幸先良いスタートです。 次に、ハルカスウイング館のジュンク堂へ。 おーー、ここには立派な昆虫棚が。…しかし、肝心の本が見当たらんやおまへんか。 どういうことかと店員さんを探していると、あっ… 注目本のコーナーに、ちゃんとありました。 しかも、平積みの高さからして、何冊かは売れている様子。 ポスターつきだからでしょうか、ビニ本状態になっています。 ではなぜ、昆虫棚にはなかったのか。この店頭展開で、もし、端末検索したらどんな結果が表示されるのか、と思って試してみると… 「昆虫探検図鑑」で検索してみても、山口進さんの「巨大昆虫探検図鑑」以外、何にもでてきません。 うーーーむ、どういうことなのか。 ここは、オトリ捜査しかないということで、近くにいた店員さんに、知らないふりして「昆虫探検図鑑1600」という走り書きのメモを見せ、「この本、置いてないでしょうか。検索しても出てこないんですけど」と尋ねてみました。 店員さんも書名に見覚えがあったらしく、「ちょっと待ってください」と奥に調べに行って、しばらくして戻ってくると、「こちらにあるはずです」と自信満々、昆虫棚に案内してくれます。 そして、しばらく書棚を目で追いながら、だんだん途方に暮れた顔つきに。 見かねた私は、ちょっとブラブラするフリをして、「あっ、ここにありました!」と話題本コーナーの前で叫びました。 そこから昆虫棚に1冊もっていって並べたのはもちろん、検索で出てこなかったことも店員さんに念押ししておきましたが、これでは売り逃しにつながってしまいますよねえ(あとからわかったのですが、「昆虫探検図鑑1600」や「昆虫」で検索したらヒットしたようです)。 最後にもう一か所、昔懐かしいユーゴー書店に行こうと思いましたが、どうやらとっくの昔に閉店している様子。かわりに、「置いてないかなあ」と思いながらも、ルシアス(アポロビル)の喜久屋書店に行ってみると、ちゃんと2冊ありました。生物書のコーナーは決して広くないのですが、ミミズ図鑑も並んでいたりしてなかなかの棚作りです。 このあたりで天王寺・阿倍野地区をあとにし、マニアックにJRを利用してミナミ地区に。 JR難波駅(昔の湊町駅)の上のOCATに大きな本屋さんがあったと思ったのですが、ここも見事につぶれてました(本屋さんの栄枯盛衰が激しい)。 かわりに、隣のホテルモントレーのビルに、巨大なジュンク堂難波店ができています。 ここなら絶対にある!という確信をもって昆虫棚にたどりついてみると… どこにもありません。 姉妹本の『昆虫博士入門』がこんなに目立ってるのに、どうして…と、肩を落としつつ、よくよく見ると… あっ!『博士入門』の奥に、黒い何かが…。そう、誰かが間違って(←と思いたい)、『探検図鑑』の上に『博士入門』を置いてしまっていたのです。 しかるべき修正を加え、無事に、私の本も目立つ存在となりました。 しかし、この、昆虫棚4台展開はすごい(池袋ジュンク堂の8台には残念ながら及びませんが)。おまけに、大阪市立自然史博物館のコーナーもバッチリです。 昆虫本の品ぞろえとしては、この店、西日本の雄といえるのではないでしょうか。 次に向かったのは、お笑いの聖地NGK(なんばグランド花月)とNMB48シアターと道具屋筋に囲まれたジュンク堂千日前店。 「ここはきっと置いてくれてるけど、今までの経験からして、たぶんビニ本」と思いながら2階にあがってみると、やっぱりそのとおりでした。せめて1冊ぐらい見れる状態にしておいてほしいけど、難しいのかなあ。 ミナミの締めくくりにと向かったのは、なんばCITYにある旭屋書店。ここは、昔、よく使っていた本屋さんなので、昔のよしみできっと置いてくれているはずと思ったのに、生物書のコーナー(とても小さい)をいくら探しても見当たりません。おまけに、棚の写真を撮っていると「撮影はご遠慮いただけますか」と注意を受ける始末(なので、写真がありません)。 店員さんに尋ねて調べてもらうと「入荷がありません」というそっけない返事。「取り寄せできますか?」とたたみかけると、「盆明けから10日間ほどかかります」。 「えーーーっ、そんなにかかるのならやめときます(もともとする気ないのに)」とのけぞりながら、店をあとにしました。こんなふうに、リスク管理ばっかり先行して、マーケット動向に疎い店の将来が危ぶまれてなりません。旭屋、昔は好きだったんだけどなあ。 さて、最後は、地下鉄御堂筋線に乗って、キタ(梅田)地区に向かいました。 最初は、阪急三番街の紀伊国屋書店へ。ここは、「1冊だけあった」という情報を得ていたので、さて、あるのかないのか、と確かめてみると… うーーむ、見当たりません。しかも、昆虫本コーナーに、ずっと一人の女性が陣取っていて、写真が撮れません。 ここも、なんばCITYの二の舞なのか、と思いつつ、問い合わせカウンターで店員さんに尋ねてみると、「在庫がありますのでお持ちしましょうか」と二つ返事。「いやいや、中味を確かめてから決めたいので」とあわてて言うと「では、ご案内します」と案内してくれます。 さきほどの女性が昆虫本コーナーの前に立ちふさがったままでしたが、それを押しのけるように探してくれたものの、もちろん、私の本は見当たりません。「おかしいなーー」という顔つきのまま、さらに件の女性に移動してもらって、棚下の引き出しの中を確かめると、「あっ、こんなところにありました」。ちゃんと、2冊、眠っていたではありませんか。 店員さんが本を手渡してさっさと行ってしまったので、よく知った自分の本をひととおり確かめるふりをして、やっぱりやめとこう、と、棚に置こうとしましたが、もともと隠れていた本ですから、その場所がありません。悪いと思いながらも別の本の平積みの上に半ば重ねるようにして店をあとにしました。 次に向かったのは、茶屋町にある床面積・蔵書数日本最大の丸善ジュンク堂。ちなみに、こちらでは、『日本の昆虫1400』チームとのコラボ写真展をやらせていただく話が持ち上がっています。 その、昆虫本コーナーがこれ。ジュンク堂難波店にはわずかに及びませんが、棚3台をきわめて高度に活用した堂々たる展開です。『探検図鑑』もしっかりいい位置をもらっています。しかも、ビニールもかかっていません。 丸善ジュンク堂をあとにして、再び紀伊国屋に寄ってみましたが、さきほどの女性がいまだ陣取ったままで写真を撮ることができません。しかも、私が置き放した『探検図鑑』を自分の前に置いてキープしておられるようです。あんなに長時間、昆虫棚の前に居座っているとは、たぶん、ただ者ではないと思います。 さて、いよいよ、最後の最後に訪れたのが、堂島アパンザにあるジュンク堂大阪本店。3階にあがって自然科学書コーナーを目指していると、いきなり、通路沿いに平積みが! 昆虫棚のほうの露出は、若干物足りませんが、それでも、ちゃんと2冊置いてくれています。ありがたいありがたい。こちらの店の昆虫棚(2台)も、なかなかの品揃えです。 ということで、大阪書店探検の一日が終わりました。 万歩計のカウントは、23,194歩。人ごみの中をさまよい歩いて、山歩きよりよっぽど疲れましたがとても楽しい探検でした。 それにしても、各書店さんでの取り扱いがマチマチなのにビックリ。店頭では、はじめはうまく陳列されていたとしても、本自体が売れてなくなっていくだけに、継続していい状態で露出されることの難しさもひしひし感じました。 以上、長文、失礼いたしました! あーー、面白かった。
by aakawabe
| 2014-08-14 17:49
| お知らせ
|
Comments(0)
ツイッターもやってます フォローはお気軽にどうぞ! @torukawabe 昆虫エクスプローラ 昆虫図鑑 分類からさがす 名前からさがす 見た目からさがす 新着情報 幼虫図鑑 害虫の図鑑 害虫エクスプローラ 当ブログの内容(テキスト、写真、イラスト等)について、著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することを禁じます。 |
ファン申請 |
||