昆虫エクスプローラ
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from 水島灘さん こんにちは! 添付の写真は、昨日、大阪自然史博物館のフェスティバルに出かけた際、植物園内の立札の杭に着いていたものです。 先を少し破ってみると、蛹のようなものが見えました。 中身を出して葉っぱの上に載せたものが、もう一枚の写真です。かなり扁平なサナギですが。 同じようなものが木の幹や銘板の裏などにもありました。 なんでしょうか?よろしくお願いします。 園長:あっ、これは、もしかしたら、コブガ科のナンキンキノカワガ(昆虫探検図鑑0431)の蛹ではないかと思います。 2枚目に写っている木の葉は、この種類の食樹のひとつであるナンキンハゼのようなので、たぶん間違いなさそうですね。 繭の表面の質感や色彩は、杭にはえた地衣類だかコケ類だかによく似ていて、巧みな保護色になっていますが、どうも、この場所にあわせてこういう繭を作ったと考えられます。 というのも、1か月ほど前に、市村さんからもナンキンキノカワガの繭についてのご投稿があって(私は正体がわからなかったのですが、よっちゃんさんに教えていただきました)、そのときの繭は、発砲スチロールにくっついていたので、なんと、色や質感が発砲スチロール仕様になっていたのです。 → 発泡スチロールにくっついて鳴いています いったいどういう仕組みで、こういう芸当ができるのか…。 周囲の物質を齧り取ってそれを利用しつつ、感覚器からの情報をもとに、このような繭を作り上げるのでしょうか…。真相はよくわかりませんが、いずれにしても、ものすごい技ですよね。 そのうえ、この蛹は、威嚇のために音を出すこともできるらしいです。 なんとも凄い蛹です。 ナンキンキノカワガの蛹の凄さを広く知ってもらいたいので、このあと、水島灘さんと市村さんの画像を使わせていただいて、ツイッターでも発信しておこうと思います。 https://twitter.com/torukawabe
by aakawabe
| 2014-11-19 16:03
| チョウ・ガ
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