昆虫エクスプローラ
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from ダディさん いつもお世話になります、奈良のダディです。 本日は、トンボ撮影の合間に偶然見つけた、珍しい虫の件でお尋ね致します。 膝丈くらいの草むらで見つけた、開長15mm弱の、蛾の仲間かと思うのですが、異常に長い白い触角を苦にする様子も無く、殆ど止まらずに、枝から枝へと忙しく飛び回っていました。 昆虫探検図鑑のマトリックスでNo.0136のクロマイコモドキかと思いましたが、引き続き他のネットでも検索しますと、どうも触角の長さが違うようなので、よく似た蛾の仲間を探してみますと、No.0122のクロハネシロヒゲナガがどうやらそれらしいと思うのですが、合っていますでしょうか? 尚、添付の2つの画像は光の加減で色が違いますが、同一個体のものです。 園長:ダディさん、こんにちは。 これは、調べていただいたとおり、ヒゲナガガ科のクロハネシロヒゲナガで合っています。このように異常に細長い触角をもっているのはオスで、メスの触角はオスとくらべるとかなり太短いです。 ちょうど今頃の季節、林縁の原っぱなどで、長い触角をヒョコヒョコ揺らしながら延々と飛び続ける姿を観察することができますが、しかし、飛翔中の個体を、左右両方の触角にピントを合わせて撮影されているのがすごいですね。とくに、1枚目は、軽やかに飛んでいるようすがよく伝わって来て素晴らしいと思います。
by aakawabe
| 2016-04-27 17:16
| チョウ・ガ
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