昆虫エクスプローラ
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from 仙土さん はじめまして。 6月に入り、我が家の周辺ではカメムシが大量に発生しています。 壁を埋め尽くす程ではありませんが、日常生活に支障のあるところで捕獲するだけでも1日平均50匹以上に及びます。 普段秋などにはクサギカメムシやサシガメといったものは見受けられ、たまに緑色のカメムシも目にします。 クサギカメムシは例年多く発生し、毎年駆除に追われておりますが、今回のように初夏にカメムシが多く見られるのは初めてです。 特徴として、 ・クサギカメムシと似ているが色がやや薄く日光下では濃緑色の光沢がある ・クサギカメムシと異なり、飛ぶところを目にしたことがない 這うばかりで飛ばないものの、家の2階位の高所にも点在する ・ガムテープで捕獲した場合、わずか1~2秒で悪臭・液体を発する 従来のカメムシより格段に悪臭を出す時間は早いが、 ガムテープにはくっつきやすい ・家のサッシや網戸にはほとんどおらず、ほとんどが、木造自宅の木の部分、 庭木(イチョウ、りんごなど)、庭の草地、畑、コンクリート部分に点在 ・腹部の色は黒褐色か白色が主で、肌色をしたものは少なめ コンクリート上だと見分けがつかないような色をしており、幹・枝・木材といったところでは、5~6匹が一塊になっていることもしばしばです。 このカメムシはクサギカメムシまたはその仲間なのでしょうか!? それとも別の種なのでしょうか? このカメムシの正体について、ご教授ください。 よろしくお願いいたします!! 園長:仙土さん、はじめまして。 今年は、全体的には虫が少なめなのですが、このように、例年になく大量発生しているカメムシもいるのですね。 これは、クサギカメムシと同じカメムシ科に属するツノアオカメムシの幼虫ではないかと思います(幼虫なので、まだ飛ぶことができません)。 ツノアオカメムシ(昆虫探検図鑑1390)は、下の写真のように美しい緑色のカメムシです。胸部の両側(前胸背側角)が尖っているのが特徴ですが、いただいた幼虫の写真でも、その特徴が確認できますね。 どちらかというと山地の樹上でよく見られる種類なので、人家周辺にそんなにたくさん出没しているというのは驚きです。
by aakawabe
| 2016-06-18 14:06
| カメムシ・セミ
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Comments(1)
Commented
by
senp
at 2016-06-21 15:05
お忙しいなか、掲載・解説いただきありがとうございます。
ツノアオカメムシという昆虫の幼虫なのですね。 発生以来、未知との遭遇といった感じで毎日格闘していたので、ご教授いただき、本当に助かります!! 本当、全く飛ばないし(代わりに家の外壁や柱上からよく落ちてきます)、大きさもマチマチですし不思議だったのですが、園長様の解説を拝読し、図鑑のお写真を拝見してまさに目から鱗です!! ここ3~4日、図鑑のお写真と同じ緑色の個体で結構大きく、薄赤~橙褐色の大きなお腹をしたものが一緒に混ざって目にするようになりました。成虫個体が出てきたという証でしょうね!! 一時より数は減ってきているものの、今も連日10~20匹単位で生活圏に出没しています。 また一昨日には、イチョウの木に見える範囲で30匹程度いました^^; ここに暮らして36年ですが、この現象は初めてでしたので、今回教えていただき本当に助かりました。ありがとうございます!!
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