昆虫エクスプローラ
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from フミゴリさん 粋なお姐さんが身にまとったたら、さぞかしお似合いだろう思われる夏用の着物柄の銀色の蛾を見つけましたぁ。 園長さんに見てもらいたくて投稿します。 “スギタニマドガ” 銀色の地に阿弥陀模様の、涼し気な美しい蛾でした。 6/26、牧之原市で出会いました。 名前を突き止めるのに多くの時間がかかりました。 頭を起こして足を突っ張って、腕立て伏せの腕を伸ばした状態で静止していたので、以前カメラに収めたことのあるメイガ類かなと。 でも、メイガならば触角を背中側に伸ばしているはずだし。そうなるとメイガでもなさそうだ。 昆虫探検図鑑1600にも載ってないし、ネットでもなかなか一致する画像に出くわすことができませんでした。 瞬きを忘れてしまうほどに没頭し、目玉が乾燥してしまいそうになりながら、ようやく一致するものを見つけた時の喜びと言ったら、筆舌に尽くし難しでした。 あまり見かけない種と書かれていましたので、うれしくて園長に見せたくなりました。 これはスジモンヒトリの幼虫です。なんという植物かがわかりませんが、スギタニマドガのいた植物で同居していました。 園長:フミゴリさん、こんにちは。 スギタニマドガ、すばらしく繊細で、たいそう涼しげなデザインですね。 調べてみたら、出現期は6~8月ということで、「夏用の着物柄」という見立ては、季節的にもぴったりですね(^^) 植物は、アヤメの仲間でしょうか。スギタニマドガの幼虫が何の葉を食べるのかはまだわかっていないようですが、1枚目の写真を見ると、「ここがとてもお気に入り」みたいにしてとまっているので、意外とこんな植物が食草ということもありえるかもしれませんね。
by aakawabe
| 2016-07-05 22:23
| チョウ・ガ
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