昆虫エクスプローラ
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from 百野草太郎さん 百野草太郎です。 昨日は暖かく、草刈りで汗ばむほどでしたが、草むらで小さな黄色い蝶を見つけました。 死んでいると思って、指でつまもうとしたら、しがみつくので生きてるのが判りました。 草の陰ではなく、雨が降ると濡れそうな場所ですが、元の場所に戻しました。 春先の暖かい日に急にモンキチョウなどが何匹も飛ぶことがあって、 暖かい日に一斉に孵るのか、どこかに隠れていて暖かいと飛び出るのか、前から気になっていました。 モンキチョウはウラギンシジミのようには越冬しないはずですから、この季節に羽化したものがいるということでしょうか。 お手すきに教えてください。 園長:百野草太郎さん、こんにちは。 季節は一進一退ですが、日もだんだん長くなって少しずつ春の気配が濃くなってきましたね。 このチョウは、キタキチョウという種類です。 モンキチョウ、モンシロチョウなど、シロチョウ科の仲間は蛹で越冬するものが多いのですが、キタキチョウは成虫で越冬するので、真冬でも暖かい日には活動することがあります。気温の変化にともなって、活動と休眠を繰り返しているはずなので、この個体も、今頃はまたどこかの片隅でじっと寒さに耐えていることでしょう。 もっとも、近年は1月2月にモンキチョウやモンシロチョウが飛び始めるという話も時々聞きますので、このまま気候温暖化が進んでいくと、真冬の野でも、越冬組、羽化組が混ざり合って、いろいろなチョウが飛び交うようになってしまうのかもしれませんね。
by aakawabe
| 2017-02-06 14:00
| チョウ・ガ
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Comments(1)
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