昆虫エクスプローラ
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from minoriT @ kofuさん ほぼ1年ぶりの投稿になります。 今日(4/14)家の周りの生け垣の手入れをしていたところ、ふと気がつくと足もとのアスファルトに毛虫が転がっていました。クスサンではないかと思うのですが、毛が多すぎるせいか、それとも若いからか?体側の斑点も見当たらず、判断しかねています。 (ネコヤナギではないです。) (毛が多すぎて?ピントが合いません(ノ_-。) ほぼ20年住んでいますが、家の周りで見たのは初めてです。 我が家の生け垣はギンモクセイで、栗の木も楠もありません。どこから来たのか不明です。 迷チョウというのは聞きますが、毛虫で・・? 現在体長5センチほど。成虫が大きいのでちょっとひるみますが、今後どうやって飼育したら良いでしょう? 園長:minoriT@kofuさん、お久しぶりです。 うーーーむ、たいへんな毛むくじゃらさんですね。 「毛虫の中の毛虫」または「這いまわるネコヤナギ」とでも称えたくなるこの毛虫は、クスサンではなく、ドクガ科のシタキドクガの幼虫だと思います。ドクガの仲間というと身構えてしまいますが、この種類は毒毛などはもちませんのでご安心を。魅力にあふれたこんな姿ですので、イモムシ毛虫好きの間ではひそかな人気を誇っています。 成虫は、灰色~茶色っぽい地味な蛾なので育てがいがないと思われるかもしれませんが、ドクガ科の常として、きっと愛らしい顔をしていると思います。ふだんは隠れて見えない後翅の黄色も見逃せません(これが命名の由来と思われます)。 クヌギ、アベマキ、アカガシなど、ブナ科植物の葉を食べて育ちますが、5センチということはほぼ育ち切っているので、何も与えなくても繭をつくって蛹になるかもしれませんね。
by aakawabe
| 2017-04-16 14:43
| チョウ・ガ
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