昆虫エクスプローラ
このブログの親サイト むし探検広場TOP ◆◆ 投稿受付 ◆◆ ご投稿はこちらから ご質問などもこちら経由でお願いします(コメント欄でご質問いただいてもお返事できませんのでご了承ください) 2004年11月17日 以前の記事 ブログになる前の記事 管理者のプロフィール カテゴリ
甲虫 チョウ・ガ ハチ・アリ ハエ・アブ カメムシ・セミ バッタ・カマキリ トンボ クモ・ダニ その他&混合 ハチ・ハエ(旧区分) ラオスから fromひで吉さん Flashback 2006 Flashback 2005 ブックレビュー お知らせ PR 最新のコメント
記事ランキング
最新の記事
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... フォロー中のブログ
ブログジャンル
画像一覧
|
from いちばんさん 園長さん いちばんです 爽やかな季節になりました。 早速ですがお尋ねしますので宜しくお願いします。 先ず始めは躑躅の蕾の帽子についてお尋ねします。 写真のように躑躅の蕾は開花するまで茶色の帽子を被っていますが、この帽子の表面には強烈な粘液がべったり付いていて、一旦この帽子に停まった昆虫やクモはどんなにもがいても絶対にこの粘液から逃れられません。躑躅の蕾に捕まったまま息絶えている昆虫たちを沢山見かけます。 何故躑躅の蕾はこの様な無益な殺生をするのか、数年に亘って調べましたが、満足な回答が得られないままです。この蕾の帽子の名前は何と言うのでしょうか。 何故このような強烈な粘液をつけるのでしょうか。 躑躅の花弁の裏側にも帽子程粘っこくはありませんが同じ様な粘液が付いています。 写真は、この粘液に捕まった体長5mm程の小さなゾウムシですが、このゾウムシの名前を教えて下さい。 写真は紫陽花の葉にいた、これも体長6mm位のゾウムシのカップルですが、2枚目の写真と同様、小さい昆虫の名前は探すのに苦労します。このカップルの名前も教えて下さい。 ご多忙中恐縮ですが、宜しくお願いします。 園長:いちばんさん、こんにちは。 ツツジは、たしかにベタベタしていて、くっついたまま息絶えている虫をよく見かけますよね。つぼみが被っている帽子は、調べてみたら、苞(=苞葉)と呼ばれているようです。なぜ、あのようにベタついているのかについては、私もよくわからないのですが、勝手な想像を働かせてみると、ツツジの若葉も蕾も花びらもとても美味しそうなので、虫の食害を防ぐ効果がありそうに思えます。あと、くっついた虫が根元に落ちた場合に多少の養分になるのかもしれません。さらには、(たいへん無責任な仮設ですが、)ツツジ類がこのまま進化すれば、何千年後かには、ベタつきを活かした食虫ツツジが誕生するというストーリーも思い浮かびます。現代のツツジはその過渡期にある、と考えると楽しいですね。 2枚目は、シュロゾウムシに似ているようですが、ちょっと場違いな感じもします。このツツジの近辺にシュロの木があったらビンゴなのですが。 3枚目は、よく似た種類がいろいろいて難しいのですが、ケブカヒメカタゾウムシが怪しいように思います。 style="display:block" data-ad-client="ca-pub-4289729050132471" data-ad-slot="2241342854" data-ad-format="auto">
by aakawabe
| 2017-05-03 16:18
| その他&混合
|
Comments(1)
Commented
by
いちばん
at 2017-05-04 08:15
x
躑躅の蕾の帽子は「苞葉」という名前と教えて頂き、長年の疑問が解けてスッキリしました。有難う御座いました。何故粘液が付いているかは良く分かりませんが、園長さんが仰るように蕾が昆虫の食害を受けるのを防いでいるのだと思います。
シュロゾウムシは近くに棕櫚の木はなく、つつじの花の粘液に捕まっていました。姿形はシュロゾウムシですね。 ケブカヒメゾウムシばかりでなく、数mmの小さい昆虫は同定するのに骨が折れ、散々探した挙句の果てに断念することが多いので、これからも御世話になる事と思いますので宜しくお願いします。
0
ツイッターもやってます フォローはお気軽にどうぞ! @torukawabe 昆虫エクスプローラ 昆虫図鑑 分類からさがす 名前からさがす 見た目からさがす 新着情報 幼虫図鑑 害虫の図鑑 害虫エクスプローラ 当ブログの内容(テキスト、写真、イラスト等)について、著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することを禁じます。 |
ファン申請 |
||