昆虫エクスプローラ
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from 白っぽい理由さん つい先日も投稿させていただきましたが、今日職場で話している内、そもそも羽化したての蝉やカブトムシはなぜ、白っぽいのだろうと言う話になりました。だいたい夜に白っぽければ目立ってしまい、危険ではないのでしょうか。その点、蝶や蛾ははじめから色がついていますが、この差は何なのでしょうか。教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。 園長:うーーーむ、言われてみれば、不思議ですよね。 よくわからないのですが、個人的な考えということでお答えさせていただきます。 多くの昆虫は、身を守るためや水分の蒸発を防ぐために硬い表皮をもっていますが、その姿のまま羽化しようとすると、幼虫や蛹の殻から抜け出しにくかったり、翅を伸ばすのに支障があったりするので、まだ表皮が柔らかい状態で生まれる必要があるのではないでしょうか。そうすると、表皮を構成する物質の特性上、どうしても本来の色彩が出ていない状態で羽化せざるを得ないのではないかと思います。 柔らかくても白くない状態で羽化できるよう進化すればいいようなものですが、意外とハードルが高いのかもしれません。黒っぽくするのは難しくても、赤くするのは可能なようで、一部のカメムシの仲間などは、真っ赤な色で羽化することによって身を守っていると思われます(下の画像は羽化したばかりのヨコヅナサシガメ)。 また、カブトムシなど甲虫の場合は、からだの大部分が、前翅が変化して硬くなった翅鞘(ししょう)で覆われていますが、羽化してしばらくはこの翅鞘がとくに白くなっています。これは、もともとは翅であったというその成り立ちに理由があるのかもしれません。 蝶や蛾がはじめから色づいているのは、さほど硬い表皮を発達させていないのと、表皮が色のついた毛や鱗粉で覆われているためだと思います。 style="display:block" data-ad-client="ca-pub-4289729050132471" data-ad-slot="2241342854" data-ad-format="auto">
by aakawabe
| 2017-09-18 11:38
| その他&混合
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