昆虫エクスプローラ
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from まいさん こんにちは。 夏休みに登った剣岳の頂上直前でセミに出会いました。 アカエゾゼミで合っていますでしょうか?エゾゼミよりも赤っぽいように思います。 調べたら標高の高いところに生息しているようですが、こんな高いところまで来るものなのでしょうか?周りは岩だらけ、ちょっと降りてもせいぜいハイマツくらいで、当然セミの声なんかしません。風に乗ってたどり着いてしまったのでしょうか。 この後が心配になりますが、私にはそんな余裕はありませんでした。 写真はありませんが、蝶も飛んでいました。ナミアゲハ、黒系アゲハ(真っ黒ではなかった)、たぶんアサギマダラ(のような色合い)など。人間がヒィヒィいって登っている頭の上をヒラヒラと飛んでいるのを見るとうらやましくなります。 よろしくお願いいたします。 園長:まいさん、本格的なアルプス登山をされたのですね。 写真のセミは、エゾゼミのほうではないかと思います。エゾゼミとアカエゾゼミはよく似ていますが、前胸の色で見分けることができます。写真の個体のように、前胸背の中央(内片)と周縁(外片)で色合いが異なっているのはエゾゼミの特徴で、アカエゾゼミの場合は、もっと橙色が強く、前胸背の全体が同じような色をしています。 エゾゼミとなると、アカエゾゼミよりもさらに「場違い」な感じですが、よっぽど強い上昇気流に吹かれてしまったのかな。 高い山の頂上や尾根線では、山麓から吹き上がってきたチョウの仲間が目立ちますが、じっくり探せば、ほかの昆虫たちもいろいろと見つかるのかもしれませんね。
by aakawabe
| 2013-08-22 19:59
| カメムシ・セミ
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Comments(3)
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まい
at 2013-08-25 16:34
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園長さん、いつもありがとうございます。エゾゼミのほうでしたか。そうだとしても中部地方ではやはり標高の高いところに棲む種類でしょうか。街中では見かけません。このセミはここで一生を終える可能性が高いでしょうけれど、もしかしたら鳥の糧になるかもしれませんね。
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園長
at 2013-08-25 20:38
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山地のセミであることは違いありませんが、セミの図鑑で調べると、エゾゼミは標高500-1000m、アカエゾゼミは600-1200mで見られるとされていますので、今回の発見場所はかなり高過ぎますよね。
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まい
at 2013-08-28 00:26
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最後のクサリ場を過ぎているのでこのセミのいたのは2980mとかそんなところだと思います。出会ったのは場所が高すぎましたが、ふだん低地では見られないセミを見ることができてラッキーでした。背中の模様が洋風の紋章のようでかっこいいと思いました。
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