昆虫エクスプローラ
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from いちばんさん 園長さん、いちばんです。毎度お世話になります。 毎日、広場を楽しみに拝見しています。 今日は2件お尋ねします。 先ずはカミキリムシの仲間です。 頭、胸、腹部、触角の全身全てが紅色の、体長20mmのカミキリムシです。6本の足の腿節がぷっくり膨れています。 探検図鑑1600にもそれらしいカミキリは発見出来ませんでした。 何とか探し当てたのが「トゲヒゲヒメカミキリ」です。 これで正解でしょうか。 次は、「オオホシオナガバチ」の産卵シーン(1)です。 帰宅後、写真を詳しく見て見ると、(2)のように尻を突き上げたままで、産卵管の先端部に獲物の黒い脚が3本ほど見えますし、触角で獲物を確かめているらしい様子も見て取れます。 倒木の表面近くの獲物に産み付けられた卵や幼虫は無事成長するのでしょうか。 (1) (2) 園長:いちばんさん、こんにちは。 1枚目、色合いといい、脚のふくらみといい、とても魅力的なカミキリムシですね。これは、トゲヒゲヒメカミキリで正解です。トゲヒゲトビイロカミキリという別名もありますが、後者のほうがこの種類の特徴をよく言い当てているかもしれませんね。 2・3枚目の産卵シーン、すごいですね! はっきりとはわからないのですが、これは、まだこれから産卵管を幹の深くに刺し込もうとしているところではないでしょうか。産卵管の先端付近が分かれているように見えますが、前側に見えているのが産卵鞘(産卵管を保護~補助する器官)で、後ろ側に見えているのが産卵管本体です。脚の見えている生き物はたまたまそこにいただけで、触角のセンサーは材の深くにひそむ別の虫の気配に向けられており、それをたよりに産卵管を伸ばしているところと思うのですがいかがでしょう。
by aakawabe
| 2015-06-14 10:09
| その他&混合
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Comments(1)
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