黒と赤と翅が茶色というイカツイいでたち

from umbrさん

毎度お世話になっております、大阪在住のumbrです。
連休に入ってから天候不順が続いていますが「虫が呼んでいる♪」といつもの公園に出かけました。
人けの無い道端の低い草の上に大きなハチ？を発見！！　これははじめて見るヤツで黒と赤と翅が茶色というイカツイいでたちでした。しかも後ろ足がモモブトですわ。
全長は３センチ位、背中に黄色い模様？があり口元をよく見るとクマバチと同じようなＣ型の嘴が有るみたいです。帰ってむし探検広場の昆虫図鑑やその他ネットで調べましたが同じような昆虫は見当たりませんでした。見た目はハチ類が一番近いのですが、スカシバの仲間かアブ類の可能性もあるかと・・・　カメラを近づけると威嚇のつもりか時々お尻を持ち上げていた。
何者でしょうか？？




園長：umbrさん、こんにちは。
おおお‥　なんとも、迫力のある虫ですね。
これは、コンボウハバチ科のナシアシブトハバチだと思います。ハバチの仲間は毒針をもちませんが、この種類はスズメバチに擬態して身を守っていると思われます。
3枚目のようにお尻を持ちあげていたのは、きっと、おっしゃるように、「刺すぞ刺すぞ、いいのかいいのか‥」という威嚇行動だったのでしょうね。このポーズ、どこかで見たなあと思って考えてみたら、やはり毒針をもたないキアシナガバチのオスが、同じような威嚇行動をするのを観察したことがあります。この2種類、見せかけの危険性を強調しようとして、どちらも似たポーズになってしまっているのが面白いですね。