昆虫エクスプローラ
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from ?さん 蝶の蛹の事でお聞きしたいのですが、蛹から蝶になったようです。この蛹になるまで5月からずっと、鳥に狙われ無い様保護見守りましたが、抜け殻の下(お尻のあたり)に深い緑色の液体のような物が残っていました。 多分、夕べから今朝の間に羽化したのでは?と思います。蝶の姿は見ませんでしたが、アゲハだと推測しています。羽化した後、人間の胎盤のごとくの液体なのか?蛹の間はその液体に守られ命を繋いで居るのか?大変気になっています。ご存知でしたら、教えて下さい。 この子達は最初の二匹はいつの間にか蛹になる場所求めたのか?居なくなりました。這い回る間に鳥に取られたのかもしれません。 この子は末の子どもで、賢くこの部屋のサッシュに蛹となり休みました。その為百合根の繁る鉢やジャガイモやネギチコリの葉が繁る鉢で鳥の目から隠し、見守りました。2mm位の時にマイヤーレモンの鉢でパリパリとちーさい音を立て、食べ尽くし、湘南ゴールドに移し食べ尽くす前にマイヤーレモンの苗を買って来て育った子達の末っ子です。無事飛び立てただろう事がとても嬉しい気持ちです。長くなり恐縮ですが、先に推測した通りで間違い有りませんか? 私は心無い不特定多数の他人から、虐待のようなこちらに非のないイジメの一生をおくりました。だから、健気に生きる益虫や動植物の味方をいつも胸に秘め、母親の優しさ強さを手本に生きる者です。罪もない生き物の健やかな一生は、心が弾みます。 園長:この蛹殻、肩のあたりがきれいに斜めに割れているのなら、きっと、無事に羽化したと思います。種類は、おっしゃるようにアゲハ(ナミアゲハ)ですね。 残されていた液体は、蛹便(ようべん)と呼ばれるもので、羽化のときに、成虫がお尻から排泄したものです。チョウやガは、蛹から抜け出てくると、縮んでいる翅に体液を送って大きく伸ばすのですが、余分な体液は、蛹便として出してしまうようです。 先にいなくなったという2匹ですが、アゲハは、育った場所から少し離れて蛹になることが多いので、近くのどこかで知らないうちに羽化した可能性もあると思います。 今までたいへんなご苦労をされたようですが、その痛みを虫たちへの愛情に昇華させておられるのですね。虫たちの世界は、弱肉強食の厳しい世界ではありますが、少し見方を変えると、たくさんの癒しに満ちていますよね。
by aakawabe
| 2019-06-26 17:05
| チョウ・ガ
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