昆虫エクスプローラ
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from 花丸子さん 園長先生、写真を見て下さい。 さいたま市浦和区の集合住宅4階のべランで、9月12日にツマグロヒョウモンの幼虫を発見しました。9月16日にはスミレ(コスミレ)の葉が食い尽くされて、別の品種(ニショクバツバ)の鉢を置きましたが、どのくらいの日数持つのか不安です。 既に、10匹程は蛹になりましたが、あと20匹程が餌を求めています。 質問です。蛹になった後は、呼吸は、と言うか、酸素の取り込みなどを行うのでしょうか? 時々、蛹になってから落ちてしまうので、お尻の絲にボンドを付けて割りばしに留めると、時には上手く羽化するし、時には蛹のまま色の変化はないのに、半年もそのままであることがあり、諦めて捨ててしまいました。これが、蛹の越冬なのでしょうか? 園長:花丸子さん、こんにちは。 おおお… これはすごいことになっていますね(^^; 蛹も、呼吸はしていますが、酸素の消費量は非常におさえられていると思います。飼育している時に、何週間も密閉されたケースに入れておいてもちゃんと羽化してきますので。 なかなか羽化しない蛹は、なるべく処分せず、気長に待っておくのがいいと思います。どうも、虫たちは、成虫のなった時の周囲の環境変化に備え、個体によって羽化する時期をずらしている傾向があるのです。過去の飼育経験では、シャチホコガの仲間などで、半年どころか、2回越冬したあとに羽化したこともありました。 蛹が部分的に変色したりカビがはえたり、とても軽くなってしまったときはダメですが、見た目や重さが変わらない場合は、あきらめるのは早いと思います。
by aakawabe
| 2019-09-21 17:12
| チョウ・ガ
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Comments(2)
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花丸子
at 2019-09-22 21:38
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お忙しい中、掲載していただき、ありがとうございます。
毎年8匹位はベランダのスミレで見つけるのですが、今年はきっと、30~40匹位はうごめいているでしょう。ニショクアツバスミレの鉢は、1日で完食でした。ほとんどの幼虫は、蛹になりましたが、残り10匹程の食糧供給に追われています。生まれたばかりの幼虫もいます。今でも産卵に来ているようです。 ウーン・・・。困ったなー。
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by
花丸子
at 2019-09-22 21:45
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スミレの葉裏で蛹になったのに、後続の幼虫が葉を食べてしまい、蛹が続々と落とされてしまいました。仕方なく、お尻の先の糸をセロテープで割りばしに巻き付けました。
お尻から呼吸をしているかと思うと、蛹のお尻の皮にセロテープが巻き付かないように気を使いました。果たして結果は・・・?
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