昆虫エクスプローラ
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from たもさん はじめまして。 7月初旬に九州のくじゅう連山に登り,標高1700メートルの山頂付近の山道で,鮮やかな金緑色の,小さな虫を見つけました。 大きさは12ミリ前後,写真を2枚撮らせてくれた後,ふっと飛んで行きました。 帰宅後,ワクワクしながら昆虫エクスプローラー1600を調べたのですが,次のような経過をたどって同定に至らず,投稿させていただきました。 コウチュウ目ハムシ科かな?と探してみて,スゲハムシ(№1063)を見つけ,これの色彩変異だ!と飛びつく ↓ お尻のとがり具合が一致しない(スゲハムシは丸くて,この子はとがっている)ことに気づく ↓ アカガネアオハムシダマシ(№0970)を見つけ,こっち(の色彩変異)だ!と飛びつく ↓ アオハムシダマシ(№0969)を見つけ,「山地に多い」こと,基本色が金緑色であることから,こっちかもしれないと思い始める。 ↓ ネットで情報を検索して解説を読むも,ニシアオハムシダマシなどなど,さらに虫名が増えて混乱する。 ↓ 未同定 この仲間は、どの種類も宝石のように美しいけど、近縁種がたくさんいて見分けるのが難しいのですよね… 私としては、いろいろ試行錯誤された末にたづりつかれたニシアオハムシダマシ(Arthromacra kyushuensis)が最有力だと思います。 形態的には、上翅の肩の部分にハッキリした隆起線が見えることや脚の色彩など、あと、九重山の山頂付近という発見場所からして、この種類ではと判断しました。 本来は、交尾器なども確認しないと確定できないのかもしれませんが、まず、まちがいないのではないかと思います。
by aakawabe
| 2022-07-10 17:56
| 甲虫
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Comments(1)
Commented
by
たも
at 2022-07-10 22:16
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早々にありがとうございます!もやもやが解消されて、嬉しいです(^^)
宝石のように美しいというお言葉どおり、私がこれまでに自然の中で見た虫の中で1番の美しさだったので、ちゃんと同定したくて思い切って投稿しました。これを機に、美しい虫、珍しい虫を見つけたら投稿させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
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