元気に身体を回転させて動く様子が見受けられました

from ゆうりさん

こんにちは。

先日こちらでヤサイゾウムシの件でお世話になりましたゆうりです。

その後ご教示頂いた通り、

12/20、湿らした土を敷いたところ直ぐに土中へと潜っていきました。22〜25℃の室内で食菜だった青梗菜を置いたり、霧吹きをして経過観察していました。

1/6朝、気づいたら土の上に上がってきていました（写真参照）。葉で触れると元気に身体を回転させて動く様子が見受けられました。

娘とあの小さく弱々しかった幼虫に羽が生えてると驚きました。

過去にカブトムシとクワガタの幼虫しか育てた事がないのですが、なんとなく土から出てくるには成長過程上少し早い気がしました。

私個人の憶測ですが、例えば土の中の酸欠状態、室温が暑い、土の状態が悪いなどの環境要因が理由であれば、改善したいと思います。ただ生き物ゆえ何かしら病気である可能性もあるかと思います。

対策案がもし有ればご教示頂けると助かります。

別件ですが、12/20有機野菜農園で購入した小松菜にヨトウムシの幼虫がおりました。12/31に脱皮し体色が黒っぽく変化し脱皮の皮や食菜の小松菜をよく食べ発見時の倍大きくなりました。しばらくして水っぽいフンを沢山するようになってからエサ変えしても殆ど食べなくなり、1/5に土中へ潜っていきました。

1/7こちらも土の上に上がってきました。触れても動きが鈍いのが気になります。

ヤサイゾウムシとヨトウムシは深めのタッパーにそれぞれネットを被せて飼育してましたが乾燥が気になった為、本日ペットボトルで飼育ケースを作りなおしています。

長文失礼しました。よろしくお願い致します。
園長：ゆうりさん、こんにちは。

ヤサイゾウムシのほうは、まだ成虫ではなくて、蛹のように見えますね。

ふつうは蛹室のようなものを作るのかどうか、飼ったことがないのでよくわからないのですが、手をかけるとしたら、植物用のオアシスの断片などに窪みを作って、その中に蛹を入れ、オアシスを少し土に埋めておくと（翅がうまく伸びないなどの）羽化不全の確率が低くなると思います。ただ、蛹はデリケートなので、丁寧に扱わないと動かしたことがかえってマイナスになることもあるので、このまま見守る手もあるとは思います。

イモムシのほうは、ハスモンヨトウの幼虫（Spodoptera litura）に似ていますね。

体が縮んで動かなくなったのは、老熟して蛹になる準備段階に入ったためだと思います。もう何も食べないので、このまま蛹になるのを待てばいいのですが、寒さに弱い種なので、屋内のなるべく暖かい場所に置いておくのが望ましいです。