昆虫エクスプローラ
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from 塩原温泉彩つむぎ女将さん 園長先生、こんにちは。 8月も終わって、9月に突入。 塩原温泉では、今年、セミとトンボの数が少なかったように思います。 今日は2つほどうかがいたく、メールいたしました。 まず、セミですが、体長7センチもあるセミ、種類が今ひとつわかりません。 当地でこんな羽の長いセミを見たのは初めてです。 あと1点は、事務所の電話機の上で見つけました。 ゴミ?と思ったら、動いているので、びっくり。 アブラムシとか、アワフキムシみたいなのに、ゴミを背中に乗せるのっていましたよね。 その類かと、よく見たら、顔には小さいながら、クワガタみたいなあご。 カゲロウの幼虫なのでしょうか。 体長はせいぜい、7ミリくらい。 たまたまゴミがついたのかと、ちょっと意地悪して、ゴミをはがしたら、怒ってあごを持ち上げ、その後、一生懸命ゴミを修復していました。 その懸命な姿がとてもかわいかったです。 名前がわかればうれしいです。 よろしくお願いいたします。 園長:1枚目の立派なセミは、エゾゼミという種類です。北海道や東北に多く、関東以西では山地のセミです。 2枚目は、クサカゲロウの一種の幼虫ですね。背中に、ゴミや自分の食べた獲物(アブラムシなど)の残骸を背負ってカムフラージュする習性があります。 でも、どうして事務所の中に入り込んでしまったのだろうか‥。
by aakawabe
| 2008-09-09 21:49
| その他&混合
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Comments(2)
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塩原温泉彩つむぎ女将
at 2008-09-11 16:22
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エゾゼミというのですか。エゾハルゼミから始まり、たくさんのセミの声が聞こえてくる塩原ですが、そんな種類のセミがいるとは知りませんでした。来年も会えるといいなあ。
そして、やはりカゲロウの幼虫なのですね。 カゲロウも色々な種類のものがいます。 どこから来るのか、よく建物の中の壁や窓で羽化していますので、事務所にいるのも、それほど珍しいことでもないのかもしれません。
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園長
at 2008-09-12 00:12
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クサカゲロウは、カゲロウという名前が付いていますが、アミメカゲロウ目に属し、ふつうのカゲロウ(=カゲロウ目)とは、分類上はかなり離れています。
ちなみにアリジゴクの親のウスバカゲロウも、アミメカゲロウ目です。
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