昆虫エクスプローラ
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from ブラジルの妹さん ご無沙汰しています。今回4回目?の投稿になります。。。。 この広場の大ファンで、ず~っと見てると時間を忘れてしまいます。 理解してくれる人は少ないですが、私も昆虫大好きです。 何よりも園長先生が、どんな小さな害虫までも、生き物への深い愛情を感じられるので大好きです。 見ていると無駄に生きてるものなんかない、みんな一生懸命生きてるんだよなって感じます。 園長先生ほどの人はなかなかいないと思うのですが、大学か何かで昆虫の研究みたいなのを専門的にされている方なのですか?いつか教えて下さい! 今回は昆虫ではなく、鳥類なのですが調べてもわからない生き物が出てきたので、是非園長先生しか聞く人がいないと思って投稿しました。 妹がブラジルの南部の田舎に住んでいるのですが、日本で見たこと無い珍しい鳥を撮って送ってくれました。 妹が言うには『ゴミをあさっていたカラス』らしいです。ブラジルでは珍しくないらしいのですが、この鳥、普通のカラスじゃないと思いました。 日本のカラスとはだいぶん違うし、ハゲタカみたいだったので『絶対カラスじゃないよ!』と言ったのですが、『みんなウルブ(カラス)って呼んでるからカラスに間違いない。』と言い張るのです。 私も調べていたのですが、見たことあるような、ないような・・・。ピッタリ該当する鳥がいなかったので教えて下さい。 ちなみに大きさは横から見ると50センチほどで、家のゴミなんかをよくあさったりしているみたいです。 よろしくお願いいたします。 ![]() ![]() 園長:うーむ、ブラジルの妹さん(=ご投稿者の方のことです)の直感があたっていると思いますよ。 明らかにカラスではありませんし、「ハゲタカ」というのもほぼ正解。 これは、コンドルの仲間でしょうね。鳥の図鑑で調べてみると、クロコンドルというのに似ていて、ブラジルにも分布しているようですが、種類名がこれであっているのかどうかまではよくわかりません。 > 大学か何かで昆虫の研究みたいなのを専門的にされている方 > なのですか? いえいえ、とんでもない。私は、「どアマチュア」なんですよ。 わりといろいろ知っているようにみえますが、今まで何年間もみなさんのご質問をいっしょになって考えたり、詳しい人に教えてもらいながら、だんだんわかってきただけなのです。 専門家ではないので、きらく~な感じでお答えしているので、ブラジルの妹さんにも、ほんわか気分で楽しんでいただけているのかもしれませんね (^^)。 (追記 2009.12.30) punさんから、「ブラジルではクロコンドルのことをUrubu-de-cabeça-pretaというようです」とのコメントいただきました。 ちょっと調べてみると、どうやら、ブラジルには、もともとカラスが分布していなくて、生態系の中でそれと同じような位置を占めているのが、このクロコンドルのようですね。 ということは、この鳥を「カラス」と呼ぶのは、生物学的には間違いだけど、民俗学的には一概に間違いともいえないのかもしれませんね。 punさん、ありがとうございました。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-30 09:57
| その他&混合
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from あんじゅままさん 随分前に何度かお世話になりました者です。 実は、ここ数日、庭の芝生の下の土から、茶色の2~3cmくらいの大きさの芋虫(蛆虫?)が大量に発生しています。どうも夕方~夜の間に土から出てきて、午前中には鳥などに大方捕食されてしまうように見えます。 気持ち悪く、また1度や2度でない上に、かなり大量に発生しているので、いったい何なのか知りたくて調べてみたのですが、なかなか画像でヒットするものもなく、困っています。気持ち悪くあまりじっくり観察する気に なれないので、写真もない状態ですが、もしなにかヒントでもあればぜひ、ご教示くださいませ。画像が必要であればなんとかがんばってみますが・・・ よろしくお願い申し上げます。 園長:うーむ、なんでしょうねえ。 大量というのはどの程度でしょうか? 数十匹程度であれば、ヨトウガなど、蛾類の幼虫かな。 コガネムシ類の幼虫かもしれませんが、その場合はカブトムシの幼虫を小さくしたような姿で、わりと白っぽいです。 ハバチ類の幼虫の可能性もあります。特に数百匹が固まっているようなら、ハバチの可能性が高まります。 (追記 2009.12.27) よっちゃんさんから、「よく掲示板で見かける回答が「ケバエの幼虫」とのこと」とのコメントいただきました。 そうそう、その線がありましたね。 このブログの過去ログでも画像をいただいていますのでご確認ください。 → 謎の蠢き よっちゃんさん、ありがとうございました。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-27 20:50
| その他&混合
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from Tomさん 突然のお問い合わせもうしわけありません。 早速ですが、添付するカナブン?が車に入ってきました。 これは、どのような種類なんでしょうか? とても綺麗で不思議な色をしてます。 現在家に連れてきているのですが、何をあげればよいのでしょうか? 宜しくお願いいたします。 ![]() ![]() 園長:この美麗な虫は、一見、カナブンなど甲虫のようにも見えますが、実はカメムシの仲間で、オオキンカメムシといいます。 関東以南の温暖地に分布している種類ですが、見られる地域は限られています。 成虫で越冬するので、暖かさに誘われて活動していたのでしょうね。 自然状態では樹木の実の汁などを吸って暮らしているものなので、飼育するのはちょっと難しいかもしれません。図鑑には、「幼虫はアブラギリ、センダン、クチナシ、キブシ、ハゼなどの実を吸収する」とありますので、成虫もこれと同じようなものを与えるのがいいのでしょうが、アミノ酸系のスポーツ飲料なども代用できるかもしれません。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-25 22:25
| カメムシ・セミ
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from おっちゃん お世話になっております、おっちゃんです。 探検メールをありがとうございました。 いつ見ても面白い内容で、楽しませていただいてます。 おっちゃんの今年の成果をご報告させていただきます。 カトウツケオグモを再発見しました。 昨年も発見をしたご報告をいたしましたが、今年もほとんど同じ場所での出会いでした。 また、必ず見つけてやろうと観察を続けていたのです。 嬉しさのあまり、手乗りカトウツケオグモを楽しんだのであります。 「日本のくも」での出現期は5~7月となっていますが、発見をした時期は9月末でした。 やはり温暖化の影響が出ているんでしょうね。 今年も大変お世話になりました。来る年も宜しくお願いをいたします。 ![]() ![]() 園長:おー、今年も会えましたか。しかも、手乗り、まで楽しまれましたか。 よかったですね。その場所に、確実に定着しているということですね。 しかし、印象的なツートンカラーですね。 出現期の件ですが、『写真日本クモ類大図鑑』で確認すると、「成熟期:8~9月」となっていましたので、9月末は通常の範囲のようですね。ちなみに、こちらの図鑑でも「個体数の少ない珍しいクモ」と解説されています。 来年もまた、よろしくお願いいたします。どうぞ、よいお年を。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-23 20:39
| クモ・ダニ
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from とにかく歩こうさん はじめまして。今年、主に家庭菜園でホームページを始めた者です。 9月27日、突然パセリに逆さにぶら下がった不気味なものを発見しました。カラダ全体に米粒のようなものがビッシリ詰まっているような虫?です。最初はゴミかと思いましたがよく見ると頭と爪のようなものがあります。 それまで、パセリにはキアゲハの幼虫が住んでいて、サナギになるためだと思うのですが、どこかへ行ってしまった後のことです。その十日後、この謎の生物がぶら下がっているのに気がついたのです。 あわてて写真を撮りましたが、翌日にはもう居なくなっていました。何処に行ってしまったのでしょうか。あの米粒の様なものはいったい何なのでしょうか? 何気なく、いろいろと虫などを見てきましたがこの様な虫?を見たのは初めてです。 ![]() そこで、謎の生物と共に、いろいろと正体を探しましたが、どうしても解らない幼虫や昆虫もありますので、もし名前が解れば教えていただきたいと思います。 1:青シソの葉に居た「オオキノメイガ」に似ていますがお尻のあたりが少し違うようです。 ![]() 2:カブの葉の裏に居た緑色の透き通った小さな幼虫です。パセリにも居ました。 ![]() 3:ニラの花を求めてきた太めのアリに羽がある様な虫です。 ![]() よろしくお願い致します。 園長:うひゃーー、なんでしょうねえ、これ‥。 もとは、ヤガ科の仲間の幼虫のように思いますが、もしかしたら、小型の寄生蜂の幼虫か何かが、身体のなかにわんさかと湧いているのかも‥。 もしもこの近くに白い綿の塊のようなものがあったら、それがこの幼虫の変わり果てた姿で、その中からは小さな蜂が出てくるはずです。 写真1.は、ベニフキノメイガの幼虫ではないかと思います。 2.は、ヨトウガの幼虫っぽいですね。 3.は、ツヤハナバチの一種かな、と思いますがあまり自信ありません。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-22 22:13
| その他&混合
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from シンさん 千葉のシンさんと言います。12月初めのポカポカした小春日和のある日に、千葉県にある「東庄県民の森」というところでシジミチョウに出逢いました。 翅はやや欠けていましたが太陽の光に輝いて美しい色合いでした。後翅に突起が見えるようですが、何というシジミチョウでしょうか。 ![]() 園長:これは、おっしゃるようにシジミチョウの仲間のムラサキツバメです。 もともと南方系の種類なのですが、だんだんと勢力を広げているようです。 成虫で越冬するので、冬場でも、太陽が降りそそいで気温が上がると、活動することがあります。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-20 16:09
| チョウ・ガ
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from キキョウさん 園長先生こんにちは。 キキョウと申します。 夏ぐらいから、庭の片隅に水槽を放置していたら、いつのまにか小バエが発生しておりました。 とても小さいのでどんな姿をしているのかと思い会社で写真を撮影してみました。 恐らくハエの仲間だと思うのですがなんという名前なのでしょうか? 宜しくお願い致します。 ちなみに、幼虫は水槽の水が溜まった中にもたくさんいてちょっとゾワッとしてしまいました・・・ ![]() 園長:うーん、難しいですねえ、こういうの。 最初、私もハエっぽいかなあ、と思ったのですが、脚の長さや、背中の模様などから、どうも、ユスリカの仲間のような気がしてきました。幼虫が水の中で発生している、というのもユスリカっぽいし。 でも、それにしては、スマートさが足りないのですよね。 実物は、この写真に写っているより、もっと腹部が細長い感じでしょうか? もしそうなら、ユスリカ説が浮上すると思います。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-18 21:14
| ハチ・ハエ(旧区分)
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from サクラモモさん はじめまして、サクラモモです。 虫の名前を知りたくて、こちらのサイトを知りました。 11月に神奈川県の宮ケ瀬の行ったとき、こんな虫を見つけました。羽を震わせながら動き回っていました。 はじめは蛾かと思いましたが、よく見るとお尻には産卵管のようなものも見えます。 図鑑を見ても何科かも分かりませんので、よろしくお願いします。 ![]() ![]() 園長:うーーむ、へんてこな虫ですねえ。 あまり自信ないのですが、もしかしたら、ヒラタツユムシ(別名クサキリモドキ)かもしれません。 しかし、ヒラタツユムシは、沖縄にしかいないはずのものなのです。 どなたか、この虫のことをご存知の方がおられましたら情報お待ちしています。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-17 21:41
| バッタ・カマキリ
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from カズさん こんにちは、カズです。先日はヒメマルカツオブシムシを教えていただいて有難うございます。 今度は散歩の途中でこんなものを見ました。木にびっしり密集していてゾワゾワと鳥肌がたってきそうです。 図鑑で調べたらヨコズナサシガメの幼虫らしいのですが・・・ なぜこんなに密集しているのでしょうか? ![]() 園長:このカメムシ、漢字で書くと「横綱刺亀」なので、正確にはヨコ「ヅ」ナサシガメですね。 そうそう、こういうふうによく集団になっているのですよね。越冬中は、樹木の洞などでかたまって過ごしています。 カメムシの仲間にはこのように集団をつくるものが多いのですが、その理由については、実はあまりよくわかっていないようです。でも、ちょっと考えてみました。 カメムシの仲間は、臭い匂いを出す機能を備えているし、特にもサシガメ類は鋭い口吻で攻撃する力も持っているので、鳥など天敵にとってはやっかいな存在なのですよね。その「いやらしさ」は、一匹でいるよるもみんなで集まっておいたほうがアピール効果が高いので、集団をつくっているのではないでしょうか。 カズさんが「ゾワゾワと鳥肌がたってきそう」とおっしゃるのも、人間という天敵に対する効果があった、ともいえますよね。 また、越冬のときに洞や樹皮の裏側に集合するのは、それぞれの個体が一番居心地のいい場所をさがしているうちに、勝手に集まってしまう、という面もあるかもしれません。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-16 09:58
| カメムシ・セミ
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from ケイさん はじめまして、ケイという者です。 質問があります。 ウシアブとヤマトアブの違いを教えて下さい! 両者はどう見ても瓜二つです。 他に、アカウシアブなどの紛らわしいやつも教えていただければ幸いです。 園長:ウシアブとヤマトアブ、けっこう似てますよね。 一番見分けやすいのは、複眼の色です。ウシアブは緑色をしていますが、ヤマトアブは褐色なのです。また、大きさ的にはウシアブのほうが大きくて、体長が明らかに2センチを越えているならウシアブ、2センチ以下ならヤマトアブの可能性大です。 アカウシアブは、ウシアブよりもさらに大きく、全体がオレンジっぽくて、背中にハッキリした縦じまがあります。 あと、シロフアブというものいて、大きさ的にはヤマトアブよりさらに小さく、複眼は褐色で、腹部の中央部に並んでいる三角形の白斑が目立ちます。 ▲
by aakawabe
| 2009-12-15 21:10
| ハチ・ハエ(旧区分)
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