昆虫エクスプローラ
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from 百野草太郎さん 園長さん、こんにちは。百野草太郎です。 葉の落ちた梅の枝にドロバチの巣でしょうか、カラウスリくらいの大きさのものを見つけました。 ドロバチの巣は、家の周りやたまに家の中の鍵穴など 思わぬところで見つけることが多いのですが、こんな枝にあったのは初めてです。 ![]() 園長:百野さん、こんにちは。 木々の葉が落ちてくると、今まで気づかなかったものが目に入ってくるようになりますね。 この美しい球形の物体は、ドロバチ科の大型種、スズバチの巣ではないかと思います。 スズバチは、長細いトックリ状の巣をいくつも同じ場所に作り、その全体をさらに覆ってこのような大きな巣に仕上げます。壁などに作られるほか、木の枝に作られることも多く、その形が鈴に似ていることから「鈴蜂」と呼ばれるようです。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-31 21:10
| ハチ・アリ
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from 丸山さん 金沢市に住む丸山といいます。 山中温泉の川沿いで見たことのない蜘蛛を見つけました。なんという蜘蛛かわかりますでしょうか? ![]() 園長:丸山さん、はじめまして。 この、丸めた鼻くそのような身体に、髪の毛のような脚のついた奇妙な生き物は、脚が8本ということもあり、一見クモかと思いますが、狭い意味でのクモの仲間ではなく、ザトウムシの一種です(申しわけありませんが、詳しい種類まではよくわかりません)。 ザトウムシは、クモ綱ダニ亜綱ザトウムシ目に分類され、クモよりもむしろダニに近い生き物です。 林などの湿った場所に好んで生息し、昆虫の死骸や糞、腐った木の実など、さまざまなものを食べ、森の掃除屋的存在になっています。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-30 15:52
| クモ・ダニ
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from ?さん 先日家の壁にカマキリの雌がいたので卵産んでくれるのかな?と思いつつ数日待ち、彼女が姿を消したので辺りを探してみると卵がありました! ただ、卵の付いている植物はルー(ヘンルーダ)というハーブで、虫除け・殺菌などの効果があり、人間でも葉から出る汁に触るとかぶれるほどです。産まれたばかりのカマキリの赤ちゃんが来年産まれてすぐにその効果で死んでしまわないか心配です… ![]() ![]() 園長:カマキリのお母さん、立派な卵を産みましたね。この卵鞘の形からすると、オオカマキリですね。 卵が産みつけられているルーは、害虫を寄せつけないのでガーデニング愛好家にとってはとても都合のいい植物ですね。でも、実は、アゲハチョウ(ナミアゲハ)の幼虫を飼う虫好きにとっても、重宝な植物なのです。なぜなら、アゲハチョウの幼虫は、虫が嫌うはずのルーの葉を好んで食べてすくすく育ってくれますので。 葉っぱを食べて平気なイモムシがいるぐらいですから、おそらく、カマキリの赤ちゃんが虫除け効果のためにすぐに死んでしまうということはないと思います。 ただ、寄ってくる虫が少ないということは、肉食のカマキリたちも獲物を捕まえにくいことになりますから、なるべく早いうちにほかの場所に移動しないといけませんね。 卵の産み場所として、ここは適当だったんだろうか、と疑問に思ってしまいますが、しかししかし、よく考えて見ると、カマキリの卵をねらう天敵の虫たちもいますから、そういう虫が寄ってこない場所ということで、もしかしたら、すごくいい選択だったのかもしれませんね。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-29 22:16
| バッタ・カマキリ
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from 佐久間さん 東京の青梅市の佐久間と申します。 珍しい芋虫を見つけましたので、色々調べましたが同じような芋虫は図鑑等にありませんでした。 このページを見つけたので、この芋虫は何になるのか教えて下さい。 撮影場:10月6日。 20匹くらい同じ木にとまっていました。 今、10月20日頃?から葉っぱを身体に巻き付け、蚕になろうとしているようです。 宜しくお願いします。 ![]() ![]() 園長:佐久間さん、はじめまして。 身体に大きな目玉模様があり、頭を隠してお尻を持ち上げたへんてこなポーズをとっているこの奇抜なイモムシは、蛾の仲間で、ヤガ科のアケビコノハの幼虫です。 アケビやミツバアケビの葉を食べて育ちますが、2枚めの写真を見るとミツバアケビに集結していたようですね(「蚕」というのは繭ことでしょうか)。 しかし、同じ木に20匹とはすごい! マスコットのようなこの魅力的な姿ゆえ、巷のイモムシファンには大人気の幼虫なので、悲鳴をあげてうらやましがっている人がたくさんいると思います。 ちなみに成虫も魅力あふれる大型の蛾で、下の写真のように、翅を閉じていると枯葉にそっくりですが、後翅はたいへんショッキングな色模様をしています。 ![]() ![]() ▲
by aakawabe
| 2015-10-28 22:43
| チョウ・ガ
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from ムカイクボさん こんにちは、ムカイクボです。 10月中頃、広島市安佐北区可部町の福王寺山(496m)に登ってきました。そのときに見つけた虫を紹介します。 コカマキリの♀です。色が薄いので珍しいかと思ったんですけど、コカマキリは緑色の方が珍しいんですね!? ![]() ハンミョウです。夏場はなかなか近づけなかったんですけど、気温が下がって鈍くなったのか、割と近くで撮れました。 ![]() 作りかけ(?)のスズメバチの巣です。ハチが頻繁に、祠に出入りしてました。 ![]() センチコガネです。よく見るのよりも、派手だったんで撮りました。こちらで調べさせて頂いたら、オオセンチコガネみたいですが、どうでしょうか?お忙しいところすいませんが、教えて下さい。 ![]() 園長:ムカイクボさん、こんにちは。 昆虫のハイシーズンもいよいよ終了間近ですが、まだまだいろいろと見つかりますね。 1枚目のコカマキリ、今すぐにでも卵を産みたそうなお腹をしていますね。オオカマキリやチョウセンカマキリと違って、この種類は、おっしゃるように濃淡はありつつも褐色系が主流ですね。 2枚めのハンミョウ、なるほど、越冬体制に入る前の晩秋は、この美麗かつ敏捷な虫を撮影する一番のチャンスなのかも。 3枚目の巣は、作りかけというよりは、どうも、いったん出来あがっていた巣が部分的につぶれているように見えます。何かただならないアクシデントがあったのでしょうね。 4枚目、センチコガネとオオセンチコガネは、頭部(頭楯)の先端で見分けるのが一番わかりやすい(オオセンチはやや尖っていて、センチは丸い)のですが、このように、写真では確認できないことも多いのですよね。センチコガネにも輝きのある個体がいるので断言はできないのですが、色合いからして、私もオオセンチコガネの可能性が高いと思います。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-27 17:44
| その他&混合
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from ダディさん いつもお世話になります、奈良のダディです。 今年はアキアカネが異常に少ないかと思えば、何時も行くお濠では10月下旬だというのに毎日のようにマイコアカネの♂が見られたりと、ちょっと珍しい現象が起きています。 珍しいと言えば、添付1コマ目のマイコアカネ♂は普通のタイプですが、2コマ目の個体には眉条斑が有ります。最初はマユタテアカネ♂かと思いましたが、眉条斑の形や翅胸の模様などから、マユタテではないと思い、色々調べてみると、文一総合出版の「日本のトンボ」のマイコアカネ♂の所に「小さな眉条斑のある個体もいる」との記載を見つけました。 そこで園長先生にお願いなのですが、添付2コマ目の個体はマイコアカネ♂と考えてよろしいでしょうか、ご見解をお聞かせ頂ければ幸いです。 ![]() ![]() 追伸: アキアカネですが、心配していましたが、交尾・産卵の遅れを取り返そうとしているように、今朝は例年の田圃ではなく、隣のお濠で、複数カップルが連結打水産卵をしていました。 ![]() 園長:ダディさん、こんにちは。 昔はたくさん見られたアキアカネなのに、近年はあまり普通には出会えなくなってしまいましたね。そのアキアカネがさらに数を減らして、むしろ珍しいはずのマイコアカネが安定して観察できるとは、奇妙な逆転現象ですね。 2枚目の眉条斑がある個体ですが、マイコアカネで間違いないと思います。おっしゃるように、控えめな眉条斑や翅胸の模様がマユタテアカネよりもマイコアカネに近いですし、さらには、おしろいを塗ったような青白い顔面が「舞妓はん」そのもので、マユタテアカネの場合はここまで青白くはならないと思います。 アキアカネの消息がとても気になりますが、3枚目の写真を拝見して、少し安心しました。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-26 21:46
| トンボ
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from メイコさん 園長さん、こんにちは!福島のメイコです。 田んぼ仕事も終わり、ひと息です… 田んぼに携帯持って行かず、写真はありませんが、ハセ掛けした稲の杭にオオカマキリが産卵始めたばかりに出くわし…!でも脱穀終わる片っ端から杭は抜いて片付けないと! 産みかけだと卵胞のネバネバは黄色味帯びた白なのですね!地表から約1m!今年は雪が多いのかな⁇などと考えつつ、問題の杭は後回しにして昼休み中に。戻るとここはマズイ!と察知したのかどこかへ移動したようでした。良かった(^^;; まだ早いのですが、来年こそは東北最大のアサギマダラ飛来地のグランデコへ行って、アサギマダラの乱舞を見たいです! 今夏マーキングした個体は、長野と愛媛で再捕獲されたそうです。園長さんお住まいの奈良は通過しないのかしら…!? 寒くなり、柔らかな日差しにゆったり飛ぶトンボの羽がキラキラしています。 晩秋を迎える阿武隈高原は冬ごもりの準備です。 園長:メイコさん、こんにちは。 関西では、いつまで夏の名残が続くのかと思えるような陽気が続いていましたが、昨日あたりからさすがに晩秋らしい気候になってきました。福島では、もっと季節が先に進んでいるのでしょうね。 オオカマキリにも静かに産卵を続けさせてあげたいところでしたが、ちょっと場所が悪かったですね(深い積雪を予感させる高い位置だったのですね!)。 福島には、アサギマダラが集結するリゾートがあるのですね。奈良でもアサギマダラは時々見かけるけど、乱舞するような場所はないのでうらやましいです。愛媛(!!)にまで飛んで行ったのなら、裏磐梯生まれのマーキング個体がこちらのフィールドで見つかる可能性もゼロではありませんね。 来年の夏は、グランデコでたくさんのアサギマダラと会えたらいいですね。もしも、マーキング作業に参加されるようなことがあったら、ぜひ、奈良に向かって蝶を飛ばしてください。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-25 18:30
| バッタ・カマキリ
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from とみいさん こんにちは。何度かお世話になりました、とみいです。 二週間ほど前、 西向きの日当たりの良いコンクリートの壁に大きな蛾がいました。秋の夕陽に照り映える、というより光を吸収するブラックホールのような不気味さ。 これが噂に聞く、人面蛾とかドクロガとか呼ばれているメンガタスズメですね。 全長10㎝近くあったようにも感じましたが実際はそんなに大きくないみたい。いつも計り忘れてしまいます・ その毛並みや堂々たる体躯を見るとちょっとした小動物みたいです。 鳴くという習性もあるとか、聴いてみたいです。 調べるとメンガタスズメかクロメンガタスズメのどちらかだと思いましたが、決められません。 以前は見つかるとニュースになるような希少さ?だったんでしょうか… ご教示よろしくお願いします。 ![]() 2枚目はお訊ねではないのですが、去年初めて見てすっかり気に入ってしまったウスバツバメガ、今年も9月下旬に会えましたので御披露目します(^^) メンガタスズメとは対極にあるような姿です。(昨日紹介されてたツバメエダシャクも美しいですねえ) なんだかエミール・ガレの灯りが透けるランプなんかを思わせます。 ![]() 園長:とみいさん、こんにちは。 おお… どちらも大型の蛾ですが、まったく趣の違う2種で、蛾の多様性をストレートに感じさせる組み合わせですね。 1枚目の、荒々しく妖気を放つ人面蛾は、クロメンガタスズメだと思います。メンガタスズメと比べると、クロメンガタスズメは、背中の人面模様の灰色部分が広く、腹部の黄色斑があまり発達しないという特徴があります。この個体は、人面が白っぽくて、翅の隙間に除く腹部に黄色部分がまったく見えないので、クロメンガタで間違いなさそうです(「クロ」なので、ブラックホールにもなじみますね!)。昔の図鑑では九州以南にしか分布していないことになっていますが、近年は本州でも着実に勢力を伸ばしていて、温暖な地域ではメンガタスズメよりもむしろこちらのほうが見る機会が増えていると思います。 一方、2枚目のウスバツバメガは、静かな妖気を漂わせていますね。エミール・ガレのガラス芸術との見立てはなるほどです。こんな蛾に2年連続で出会えたのは素晴らしいことですね。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-24 00:01
| チョウ・ガ
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from JJさん JJと申します。 綺麗な虫を見つけました。蝶々か蛾だと思いましたが、調べても分かりませんでしたので、メール致しました。 名前など教えて頂けたら嬉しいです。 宜しくお願い致します。 ![]() 園長:JJさん、こんにちは。 うーーーむ… なんと美しいのでしょう。 まるで、宝石を散りばめたアクセサリーのようなこの虫は、マダラガ科のサツマニシキといいます。 その素敵な名(漢字で書くと「薩摩錦」)があらわすように、南方系の種類で、おもに九州、四国から南で見られ、本州では、三重県以西の温暖な地域にしか分布していません。 なぜこんなに美しいのか不思議になるほどの美麗さですが、この蛾は、捕まえると翅の付け根から黄色い泡をいっぱい出し、この泡には毒成分が含まれています。そういう武器をもっているので、「私は食べたら後悔しますわよ」ということをあらかじめ天敵の鳥などに警告するため、このように光り輝く姿をしているのでしょうね。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-22 17:49
| チョウ・ガ
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from 百野草太郎さん こんにちは。百野草太郎です。 この10月12日、木津川市加茂の浄瑠璃寺の観仏会で、行灯の和紙にとまった白く綺麗なガを見つけました。 このお寺は西方浄土を再現した様式だからか、阿弥陀様が呼び寄せたかのような純粋無垢な印象でした。 初めて見るガでしたが、昆虫エクスプローラでは見つからなかったので、画像検索したらツバメエダシャクらしく、後ろの鳥の目と口ばしのようなのが擬態だとありました。 ただツバメエダシャクは梅雨の後から7月頃のガで、10月とはかなり遅いですね。 ![]() 園長:百野草太郎さん、こんにちは。 九体の阿弥陀様を愛でる日の行灯に、こんな美しい蛾が飛来したとは素敵な出来事でしたね。 ツバメエダシャクの仲間にもいくつか種類がいて、これは、ウスキツバメエダシャクかフトスジツバメエダシャクのどちらかです。 この2種、とてもよく似ていて、顔面が褐色ならウスキ、灰白色ならフトスジなのですが、ふつうにとまっていると、顔色まで確認することはできないのですよね。 どちらも今頃の時期でも見られることがありますが、ウスキのほうが秋深くまで活動しているし、微細な特徴も比較的ウスキに近いようなので、ウスキツバメエダシャクの可能性が高いのではないかと思います。 ▲
by aakawabe
| 2015-10-21 16:02
| チョウ・ガ
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