昆虫エクスプローラ
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from 田舎の番人さん 2015年10月6日に写した「イシガケチョウ」なのですが、園長先生にこれは聞かなくてはと思い投稿させていただきました。 もうだいぶ疲れ ていたイシガケチョウなのですが、マイガーデンの花に止まっていたのを写しましたが、よ~くみたらなんと!まぶたがあったのです! チョウにまぶた? 初めて見ました! ほんとのまぶたなのでしょうか? これみたらほんとに疲れているようでした。撮影した日の翌朝、下に落ちて死んでいましたが。 ![]() ![]() ![]() 園長:ありゃま! どうしたことでしょう。ほんとうに、まぶたがあるように見えますね。 まさかなあ… と思いつつ、過去に撮ったイシガケチョウの画像を調べてみました。 イシガケチョウは、いつも翅を水平にしてとまるので、顔つきがわかるものがなかなかなかったのですが、やっと見つけたのが、10年以上も前に撮ったこの画像です。羽化直後の個体だったので翅を閉じ気味にしており、横から撮ることができました。 ![]() やっぱり、ありますねえ、まぶた。羽化直後の新鮮な個体なので、疲れているわけではないのでしょうが、蛹の中での長い眠りから目覚めたばかりなので、きっと、ねぼけていたのですね。 …というのは冗談で、残念ながらこれはまぶたではなくて、複眼に細いスジが入っていて、しかもその上下で複眼の色彩が異なっているので、まるで、まぶたがあるように見えるみたいですね。田舎の番人さんの画像では、目の真ん中に点が見えるので、なおさら漫画チックなのですが、この黒い点は、複眼の構造上、観察者の視線の方向に現れる「偽瞳孔」と呼ばれるものではないかと思います。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-30 21:25
| チョウ・ガ
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from ★設備員さん 園長さまこんにちは。 いつも楽しく拝見させてもらっています。 ★設備員と申します。 さて、つい先日神奈川県の森の中を歩いていたら小さくて鮮やかな赤い虫さんを見つけました。 体形や歩き回る姿から脈翅目の幼虫かなと思い調べましたが、このような体色のものは見つかりません。 お教えいただけたら幸いです。 ![]() ![]() ![]() 園長:★設備員さん、はじめまして。 ものすごく、真っ赤な虫ですね…。 このサイズでこの姿ということは、たぶん、アザミウマの一種の幼虫ではないかと思い、その線で調べてみましたら、(十分な自信はないのですが、)クチキクダアザミウマの幼虫に似ているようです。 もし、この種類ならば、「朽木の皮下、落葉堆積下あるいはサルノコシカケ科のキノコの中に生活して菌類の胞子を摂食する」(『原色昆虫大図鑑3』より)とのことで、冬場でも、倒木の樹皮の下などで真っ赤なな幼虫とまっ黒な成虫が混在した集団が見られるようです。発見場所を再訪されるようなことがありましたら、ぜひ、そんな赤黒集団も探してみてください。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-28 10:15
| その他&混合
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from いちばんさん 園長さん、いちばんです。 先日御相談したイトトンボは「オオアオイトトンボ」だったのですね。 昆虫の同定は中々難しいので今後も宜しくお願いします。 と言って早速ですが、11月16日に欅で見付けたヒシバッタの仲間ですが、体長15mmぐらいで、探検図鑑1600のハネナガヒシバッタそっくりですが、長い羽根が褐色ではなく白色です。何故白くなったのでしょうか、それとも元々こんな白い翅の個体もいるのでしょうか。 ![]() 園長:いちばんさん、こんにちは。 ヒシバッタの仲間は、秋が深まってもよく見られるので貴重な存在ですね。 ハラヒシバッタなど普通は翅が長くない種類にも長翅型が出ることがあるので油断はならないのですが、写真の個体の翅はとても長いので、やっぱり、ハネナガヒシバッタで合っていると思います。 翅の白さは、何かの事情でこうなってしまったわけではなくて、(他のヒシバッタ類と同じく)この種類も色彩変異が激しく、もともとこのような色の個体だったと思われます。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-27 12:07
| バッタ・カマキリ
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from 田舎の番人さん 初めて投稿させていただきます。田舎の番人と申します。 11月23日に撮影したのですが、名前が特定出来ません。 多分「ヘリカメムシ」の仲間かと思うのですが、判明出来ません。 タンポポの種の頭にいました。また教えていただければ幸いです。 よろしくお願い致します。 ![]() 園長:田舎の番人さん、はじめまして。 地味ながらも趣のある小さなカメムシですね。これは、ヒメヘリカメムシ科のスカシヒメヘリカメムシではないかと思います。 この種類は、色彩変異があって、もっと黄色っぽいものや赤っぽいものもいますが、写真の個体はけっこう色黒のタイプですね。 タンポポの綿毛に囲まれてとまっている姿が、晩秋らしくて、とても絵になっていますが、『日本原色カメムシ図鑑』によると、「イネ、アワ、キビ、ワタなどに寄生する」とあるので、タンポポにも寄生するのか、それとも、近くのイネなどからたまたま移っていただけなのかは微妙なところですね。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-27 12:02
| カメムシ・セミ
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from 茜ままさん こんにちは!茜ままです。 クモさんの投稿が多くなりそうな気配…。 ちょっと暖かい雨の日のお昼。 お隣さんの立派なジョロウグモのお嬢さんの巣が何やら揺れてます! あ!初めてゆっくり見ました。 まだお腹が空いていないのか、おやつに取っておくのか、とっても上手にラップ中です。 餌食となってしまった虫さんが透けて見えて…ちょっとツマグロオオヨコバイ?と思ったのですけど、さすがに何かは判りませんね(笑)。 三枚目の画像は翌日のお嬢さん。 昨日の虫さんと更にラップした虫さんと 何と!婚約者が増えてるではないですか! お嬢さんがお母さんになる日が楽しみです。 寒い日と暖かいを通り越したような日が交互に訪れる変な毎日。 園長さんはじめ読者の皆さまもご自愛下さいね。 ![]() ![]() ![]() 園長:茜ままさん、こんにちは。 すっかり冬めいてきましたが、クモたちはまだまだ元気に活動していますね。 1枚目の写真を拝見して、水に濡れてずいぶん寒そうに思えましたが、暖かい雨の日ということでちょっと安心しました。ぐるぐる巻きになった虫は、たしかにツマグロオオヨコバイっぽく見えますね。獲物が少なくなる晩秋になると、ヨコバイたちは、クモにとってかなり貴重な存在なのでしょうね。 …で、この季節に、オスが出現したというのは驚きました。最初、このスマートなメスは、すでに産卵を終えた個体なのかも、とも思いましたが、そうではなく、仲間からちょっと遅れて成熟したのかもしれませんね。 このクモたちも、気まぐれな季節の移ろいをしっかり生き抜いて、無事に次世代を残すことができればいいですね。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-26 10:06
| クモ・ダニ
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from 宍戸マキさん はじめまして 突然のメール失礼致します。 昨日の夕方、見たことのない不思議な虫を発見しました。 庭の植木鉢のフチにいて、大きさは1センチぐらいです。 捕まえず、そのまま放置したのでどこかに行ってしまいましたが・・・ タキシードを着てるみたいな面白い模様でした。 名前が気になり色々調べたのですが、同じ虫を見つける事が出来ず、Twitterに画像を載せたのですが、ハムシの仲間ではないか?という事までしかわかりませんでした。 もし名前がわかりましたらお手すきな時に教えて頂けたら嬉しいです。 図々しいお願いをして申し訳ありません。 何卒よろしくお願い致します。 ![]() ![]() (再投稿) 何度もメールしてスミマセン! 先ほどメールした宍戸です。 虫の名前、自力で解決しました。 アザミオオハムシだとわかりました。 卵が入っててお腹が膨らんだ状態だったので、なかなか画像を探せなかったようです。 ちなみに「ハムシ おしり」と検索したら出てきました。 お騒がせして申し訳ありません! 園長:宍戸さん、はじめまして。 なんだかとても恐縮していただいているので、逆にこちらが恐縮してしまいます。園長は虫の写真を見せていただくだけでうれしいので、そんなにかしこまっていただかなくていいのですよ。 お腹がぱんぱんに膨らんだアザミオオハムシ、確かにタキシードを着たような、ちょっとフォーマルな装いですね。この種類は通常でも体長約10mmとハムシにしてはかなり大型なので、こんなに膨らんでたら、きっとハムシらしからぬボリュームだったのでしょうね。 しかし、「ハムシ おしり」で検索して解決されたとは愉快ですね。このワードを思いつかれた宍戸さんもすごいけど、それをしっかり受けとめたインターネットもなかなかやりますね! ▲
by aakawabe
| 2015-11-24 20:31
| 甲虫
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from EG6さん いつも楽しみにみています。 土の中から出てきたのでしょうか、蝉の幼虫っぽいのですが? 最近暖かかったので(20度前後)、間違えてしまったのでしょうか? 生きていたので土の中に入れたのですが、しばらくしたらまた出てきていました。 ![]() 園長:EG6さん、こんにちは。 種名まではよくわかりませんが、これ、確かにセミの幼虫ですね! こんな時期に地表に出てきてしまうとは、いったいどうしたんでしょう。 晩秋らしからぬ気温のせいで、狂い咲きしている花もよく見かけるので、やっぱり、季節を読み違えたのでしょうか…。 でも、それにしては、複眼などが白っぽくて、まだ老熟していないようにも見えますね。早まってしまった理由はよくわからないのですが、写真で見る限り、土壌の水分がかなり多くてぐじゅぐじゅしているようなので、もしかしたら、地中の生活環境が悪くなって、たまらず外に出てきてしまったのかもしれませんね。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-22 16:44
| カメムシ・セミ
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from いちばんさん 園長さん いちばんです。 御無沙汰していますが、お変わりありませんか。 毎日広場を楽しく拝見しています。 11月13日、曇天、13℃で余り昆虫探しに適した天候ではなかったのですが、久しぶりに出掛けた私の探検広場の林の下草でイトトンボを発見しました。そろりそろりと近づいて無事撮影出来ましたのでお送りします。 11月半ばにイトトンボに会ったのは初めてでした。 探検図鑑1535「アオイトトンボ」、1536「オオアオイトトンボ」とも微妙に違うようで、「コバネアオイトトンボ」ではないかと推定したのですが自信がありませんので、毎度恐れ入りますが園長さんの御見解をお願いします。 御蔭でヌスビトハギの種子がズボンにびっしり付いてしまって、取るのに往生しました。 ![]() 園長:いちばんさん、お久しぶりです。 オツネントンボなど越冬組を除き、イトトンボの季節もほぼ終了ですね。でも、アオイトトンボの仲間はわりと遅くまで見られ、とくにオオアオイトトンボの場合は12月の記録もあるようです。 写真の個体、腹端の9・10節が白っぽいのはコバネアオイトトンボっぽいのですが、同種にしては、頭部の後ろが黒く、翅胸側面の金緑色の部分が広いように思います。この個体はオスですが、コバネアオイトトンボのオスは成熟すると複眼が青くなるという特徴もあります。あと、プロポーション的にも腹部がわりと長いように思うので、私としては、オオアオイトトンボに一票入れておきたいと思います。 秋は、ひっつき虫攻撃に悩まされますよね。びっしり付いたヌスビトハギは、軍手をはめてぬぐうときれいに取れますよ。でも、ズボンの身代りに、今度は軍手のほうがヌスビトハギまみれになってしまううんですけどね…。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-20 22:13
| トンボ
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from yopikoさん こんばんは。いつもありがとうございます。 8月22日に長池公園で開催された「虫探検講座」に参加しました。 昆虫探検図鑑も購入しました。 早速ですが、福島に住んでいる友人から画像が届きました。 トマトの根元のマルチを外したらこんな幼虫がいたそうです。 大きさは4センチくらいで、何の幼虫か教えて欲しいとのことで、 私もいろいろ調べましたが分らないので、川邊先生に教えていただきたく、メールを差し上げました。 よろしくお願いいたします。 ![]() 園長:yopikoさん、こんにちは。先日は、東京八王子の長池公園での観察会にご参加いただきありがとうございました。『昆虫探検図鑑1600』もご購入いただいたとのこと、重ねてありがとうございます! これは、幼虫ではなくて蛹ですね。 ぐるりと一周まわった立派な(やがて)口吻(になる部分)をもったこの蛹は、スズメガ科のエビガラスズメ(昆虫探検図鑑0234)のものだと思います。 でも、エビガラスズメの幼虫は、トマトの葉は食べないはずで、サツマイモ、アサガオなどを好みます。もしかしたら、トマトの近くでサツマイモやアサガオを栽培されていて、そこで育ったものが蛹化場所をさがして、この場所にたどり着いたのかもしれませんね。 ひとつ前のエントリーのまるちゃんさん宅では、今の時期にこのエビガラスズメの蛹から成虫が羽化したようですが、この蛹はこのまま冬を越す可能性が高いと思います。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-18 16:44
| チョウ・ガ
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from まるちゃんさん お世話様です。まるちゃんです。 今シーズンはすっかりムシムシから遠ざかってきたのですが、最後になって我が家で蛹になってくれたエビガラスズメ。 きっと越冬組に違いないと思っていたのですが、21日目に出てきてしまいました。 立派に大きく、心配していた寄生もなく、よかったのですが・・・ さすがに寒いとみえて動きが鈍い? 放してあげたいけど今日は一段と寒いし明日は雨。 先日のコスズメはスプーンからハチミツ水を飲んでくれたので、やってみましたがストローを出してくれません。 お腹が減ってないのか、寒いのか?? もしかしたら、ハチミツ水より樹液?? 近所にまだ花が咲いてる大きなツルになってるアサガオがあるのですが、その付近に放そうか。どうしようか。 ひたすら悩んでいます・・・ でも、出てきてくれて、ホントうれしかった ![]() ![]() ![]() ![]() 園長:まるちゃん、こんにちは。 立派なエビガラスズメが羽化しましたね! トレードマークの腹部の海老殻模様がおしゃれですね。翅の模様もクッキリと美しいので、オスでしょうか。複眼が大きくて、正面から見るとちょっとイタズラっ子みたいなのもいいですね。 食事はハチミツ水で大丈夫のはずなので、やっぱり食欲がなかったのかな…。 この種類は南方系で、温暖な地域では今頃の季節も十分に活動期間中です。今年は例年より暖かいので、野外でもある程度は生き延びるかもしれません。でも、今からだと子孫を残すのが厳しいので、タイミングとしては、やっぱり、蛹で冬を越してしまったほうがよかったでしょうにね。 ▲
by aakawabe
| 2015-11-17 13:39
| チョウ・ガ
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