昆虫ブログ むし探検広場

アボカドにこの時期によくつくイモムシ

from マサバさん

こんにちは、和歌山のマサバです。

自宅で栽培しているアボカド（クスノキ科）にこの時期（8月ごろ）によくつくイモムシが何かわからずお問い合わせしました。

・チョウ目

・糸と葉で作った巣の中に群れで暮らしている

これくらいの手がかりしかないんですが…イモムシハンドブックで調べたところ、トサカフトメイガの若齢幼虫が１番近いかなーといったところです。

お力お借りできれば幸いです。

園長：マサバさん、こんにちは。

このイモムシたちは、トサカフトメイガと同じくメイガ科フトメイガ亜科に属するアオフトメイガの幼虫（Orthaga olivacea）ではないかと思います。

クスノキ科やモクレン科に付く種類です。

パーキングエリア内、トイレの手洗い場にて…

from 田中さん

初めて投稿致します。

2025年8月20日(水)　19:30頃

中央道(高速道路)の下り釈迦堂パーキングエリア内、トイレの手洗い場にて、写真のセミを見付けました。既に個体は死んでおりましたが持ち帰ってきています。

ミンミンゼミかクマゼミかと思ったのですが、色彩が今まで見たことの無い、薄いオレンジ系で、羽にはほとんど模様無く、目は白でした。

図鑑のサイトに投稿してみたのですが、未だ回答なく、知人で｢アカエゾゼミ？｣という方がおりましたが、解決つきません。

色素が抜ける突然変異ではないかとも思いますが・・

お返事宜しくお願いいたします。

園長：田中さん、はじめまして。

このセミ、全体的に色が抜けてしまっているように見えるので、私の意見としては、（今年に羽化したものではなく、）昨年またはそれ以前に羽化した個体の死骸が、何らかの事情で、たまたま今のタイミングで目にふれるところに落ちていたのではないかと思います。

劣化によってこのような姿になっていると考えた場合、翅に確認できるうっすらとした模様などから判断すると、正体はアブラゼミかもしれません。

庭先でイトトンボを見つけました

from ゆーまーさん


こんにちは。栃木のゆーまーです。

猛暑の朝、庭先でイトトンボを見つけました。自宅では、シオカラトンボやアキアカネ、ナツアカネなどは見ますが、イトトンボは初めてでびっくりです。

背景が除草剤を撒いた枯れ草なので、見つけやすかったように思います。これまでにもいたのに、見えていなかったのかも。

イトトンボは水場からどのくらい離れた所まで飛んでくるのでしょうか？

自宅近くには池や田んぼはありませんが、200メートルくらい離れたところに半分人工の川(井戸水を汲み上げているらしい)があるので、そこから来たのかもしれません。

園長：ゆーまーさん、こんにちは。

庭にイトトンボがやって来てくれると嬉しくなりますね。

イトトンボにしては胴体が太めであること、金緑色に輝いているように見えることなどから、アオイトトンボ科の一種ではないかと思います。

身近に見られる種類としては、アオイトトンボとオオアオイトトンボがいますが、両種とも、夏の間は発生場所（←川でなくて池沼のことが多いです）から離れて、周辺の林内や林縁で暮らしていますが、200mというのは、そこそこ遠いですね…。

真相はわかりませんが、（環境さえよければ）小規模な湿地にも生息していることがあるので、もしかしたら、意外と近くで発生しているのかもしれませんね。

セミの羽化したてを見つけました

from タイガーのおかんさん

以前から何度か投稿してますタイガーのおかんです。
昨日の朝、標高600mのあまり太陽が当たらない枯れた樹の枝(足元から80cmぐらい)にセミの羽化したてを見つけました。

大きさが3ミリもなくヒメハルゼミよりも小さかったのです。

目の位置がヤクシマエゾゼミみたいに離れて四角いのですが、こんなに小さくないし標高が低いので考えにくいし、抜け殻の脚をみたらバッタなのかな？とも、

でも触角はないので謎です。

夏のお忙しい中、すみませんが、教えて頂けないでしょうか？

よろしくお願いします。

園長：タイガーのおかんさん、こんにちは。

大きさが3ミリ未満というのは、ものすごく小さいですね…。写っている掌とくらべるとそこまで小さくないようにも見えますが、単位、間違っておられませんでしょうか？

しかし、3センチまではなさそうなので、やっぱり、3ミリ？？

翅が伸びきっていないので難しいのですが、セミではないカメムシ目頸吻亜目の何かのような気がします。

たとえば、ヨコバイの仲間やハゴロモの仲間などが候補になるかもです。

透明な卵？が石にくっついているのを見つけました

from MOさん

はじめまして！

インターネットで調べてもわからない生き物がおり、どうしていいのか分からず困っていたところこのサイトを見つけましたので、質問させていただきます。

2025年7月末、福岡県那珂川で1cmぐらいの透明な卵？が石にくっついているのを見つけました。

自宅に簡易的な顕微鏡があったので観察してみると、ぷよぷよしているものの中にたくさんの生き物がいるのを見ることができました。

それから3日ほど経って、小さな生き物がうようよしていたので、また観察してみると、1mm程度の昆虫の様な生き物を見ることができました。

観察をした後、えさが何かわからなかったので、卵をとってきた場所に逃しました。

画像検索すると「やご」と出るのですが、とんぼのたまごとは見た目が違う気がします。

また、ぷよぷよの卵を調べてみると「ユスリカ」かもしれないと出てきたのですが、蚊の幼虫？とも姿が違うのかな、と思いました。

わかる範囲で構いませんので教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします！

園長：MOさん、はじめまして。

１枚目の卵塊がくっついていたのは、陸上の石でしょうか、それとも水中の石でしょうか？

いずれにしても、水辺環境で見つかる「ぷよぷよ卵（≒ゼラチン質の物体で包まれた卵塊）」で思いつくのは、トビケラの仲間の卵です。

４枚目の画像を拝見すると、トビケラの幼虫の面影があるので、おそらくトビケラで合っていると思います。

どんなグループに属するどんな種類なのかまでは私にはよくわかりませんが、生息環境と、卵の形状や産みつけられていた場所などがヒントになるかもです。